日記

なかなか続かない日記です。好きなものについて書けたらいいなー。いまはミュージカル熱がアツイ。好きな楽曲のあるミュージカルを見に行っています。

15/11/08 PRINCE OF BROADWAY マチネ

15/11/08 PRINCE OF BROADWAY マチネに行ってきました!

f:id:ffrabbit:20151108214244j:plain突然ですが、スケジュール。ああ~。カウントしたくないので目分量ですが、東京がココまできている。既に寂しくなっています。キャストの方々に早くゆっくりしていただきたいのはもちろんだけど…。後悔の無いようにしよう。大阪に行く予定はありません。

大阪で観劇される方へ!f:id:ffrabbit:20151108214122j:plain


今日は、自力(いーぷらさん先行)で取ったチケットで最も前方だった、上手側サイドブロック、11列目の席。あんまりネガティブなこと書きたくないですが、2点触れておきたい。
①Cabaretで使われる、あの上手側のドアが完全に見えない!!BryonhaさんSally Bowlesのきらびやかな登場が全く見えません。場内の拍手についていけず、Sallyが前方に歩いてきて初めて姿が見えます。席についてのそういうお話ありました?Emceeがれでぃーすあんど じぇんとるめん と大々的に煽ってからの登場は見どころのひとつだと思うのですが…これ、だめじゃないですかね。見切れ席で売られてるならなにも思わないですけど、本来見えるものが、当然のように見れない意味が分かりません。姿が見えてからのBryonhaさんSallyの歌声に救われるとはいえ、スタートダッシュで出遅れた分ちょっと物足りなかったです。むしろBryonhaさんに謝りたいよ。あんなにすばらしい歌声を堪能できなくてすみません。
②She loves meで舞台裏側からの照明がセットのお店(布製なんですねえ~)を透過しちゃってもろに直撃するので、まぶしすぎて舞台が直視できない!!
ドアの位置はもう変えられないだろうけど、あの照明はアンケートに書いたら改善されるのかなあ。今度行くときに書いて持っていこう。空白のアンケート用紙がいま2、3枚。上手側を推すわたしですが、サイドブロック中央~ドア側の座席は登場シーンやばそうだなあ。見えてないんだから、どんなにか素敵な瞬間を見逃してるのかもわからずそのままスルーになってしまうよね。

それでは本日の感想です。
・Tonyさんと柚希さん
Whatever Lola wants。まだユニフォーム姿のLolaを、Joeが抱っこスタイルで受け止める流れがありますが、その直前にJoeがスタンバイするように両肩を回したときに、おお準備万端ですね~と思ったのですが、なんだか違和感が。その後Lolaはもちろん飛び込んでくるのですが、あのTonyさんが、舞台上でその流れを予感させるような動きをするかしら。JoeじゃなくてTonyさんが出ちゃうくらい、もしかして体調が悪いのでは、、もうここから完全に妄想っていうか、わたしの感想はいつもほとんど妄想ですのでご容赦くださいね。Joeはいつもより深めにLolaをキャッチしちゃって、たぶんその感触で柚希さんが全部察したように感じました。動きを切り替えて補うようにカバーに回られる柚希さん。となると、舞台上では<悪魔Lola>と<フォローに回る柚希さん>が混在しちゃうわけですね。もはや何者か分からないですけど、今日はいつも見ているよりも、柔らかい柚希さんが見れたように思いました。お一人のときはむしろキレキレです。This must be the placeの最後のリフトあとの表情がすごく印象的です。
PoB特番の稽古映像で、柚希さんを暖かく受け入れフォローしているこの方がTonyさん というような写され方がされていたこともあり、Tonyさんのブロードウェイでの経歴なども踏まえて、おふたりのパートナーの関係はそういう構図なんだろうと信じて疑っていませんでしたが、きょうの柚希さんを見ていたら、BWで活躍するすごい人たちの中に単身乗り込み奮闘する唯一の日本人的な、もうそういうフレコミをする段階ではないと思いました。どうしても最初はそうだったと思いますけど、あのTonyさんを相手に公演を重ねられたことに加えて、ご本人の人柄もあるでしょうし、とにかく、柚希さんがすごく魅力的に見えました。蜘蛛女もいつもよりメイクが薄くて、いつもより髪がもりもりだった。その日の雰囲気がメイクにも反映されるのかしら?すっごく綺麗でした。

・Tonyさん
舞台上の絶対的な立ち振る舞い!Waiting for the girls upstairsでのBuddyの立ち姿も演技なんですよね。カテコとかあたりで、出番までその場で踊っていらっしゃるTonyさんを見るのが好きです。どうなるんだろうと思ってたThe right girlのタップはいつも通り。ここに全精力をかけたのかなと思うくらいの、いつもの比じゃない汗の量。。ひらりひらりと音楽と合わせるジャンプもちょっと物足りない、なんかこんなことをわたしが書くのが失礼ですけど、でも前回すばらしいジャンプを見て、本当に美しいと感じたので、心配になっていました。昼夜2公演の日だったから、セーブしてただけとか。あのTonyさんがセーブするのかな?という気持ちにもなるんですけど、公演も中盤、本当にキャストの方々の健康を願わずにいられないです。日本も楽しんで欲しいけど、できるだけゆっくりしてもらえますように。

・Ramin
上記のような感じで、いろんなことが気になってなんだかテンションが上がりきらなかった今日、Raminの歌声が最高に響きました。そのRaminもSomething's comingで登場した時のTonyの髪型が、冷凍庫から出てきたのかな?という謎の感じだし、ポケットからうまく手が出せなかったのを見て、なんだかやっぱり今日ちょっとおかしい気がする と思ったら、Tonight。死ぬほど観てる25thオペラ座のMotNのファントムあの表情が見えて、ぞー っとしてしまいました。同じ人なんだから同じ表情で当たり前なんですけど、わぁTonyじゃなくてファントムの顔になってるよーと思いつつ、ファントムに幸せになってほしいわたしはそのツーショットに歓喜します。Send in the clowns前のワルツも、良かったねクリスティーヌと踊れて…という謎の気持ちになってしまうほどRaminのファントムに強烈に惹かれたんですよね。Raminの歌声が好きなのか、Raminが演じるファントムの歌声が好きなのかわからなくなったりします。Joshさんに心奪われつつありますが、Raminの歌が聞けるこの幸せ!
話が反れましたが、今日のファントムに何も考えられなくなってしまいました。一音一音、歌声の全てを味わい浸れるような、贅沢な間と緩急のあるテンポ・歌声、どの言葉も惰性で歌われることがない上に、あの表情。何も言えません。でも、10/24に初めて聞いた時の♪to beのインパクトがまだ消えません。やっぱり時止めてたかなあー。
Gentleman Jimmy笑ってしまいました。なんかもういいや って感じではけていっちゃって、でもそれを払拭するほどに力強く響く、存在感ありすぎる歌声(そして消えていく)、そのギャップがまたすごすぎて笑ってしまいました。あっTonyのときの冷凍庫から出てきた直後のような髪型はファントムでは直ってました。両方地毛ですよね、洗ったのかしら。そんな時間あるかな?!

・Joshさん
初めてPoBを観劇したときに、This must be the placeのClownなJoshさんを発見してて良かったなあと思います(正確には、Raminをオペラグラスで追いかけてたらクロスするところで画面に入ってきた)。最初から見逃すことなく、毎回注目できてるのが誇らしいくらいここのJoshさん好きです。いったいなにの表情を表してるのかは勉強しないといけないですね。ソロナンバーはもちろんですけど、アンサンブルのJoshさんも本当に見逃せない。でも、Cabaretのときは後ろのkit kat bandの方が気になっちゃってほんと目が足りない!!!今日の(今日に限らないかも)Mariandさんは合流してくるShulerさんを大変汚らわしいものを見るようなすげー目で迎えるのですが、気付いたらなにいちゃついちゃって!というレベルで2人顔を近づけて楽しくやってるから、もう面白くて可愛くってやばいです。顔で演奏してる!!すっごい好き!完全にEmceeを見る日と、kit kat bandを見る日を決めようかなあ。。どっちも見ようとして、あ~!ってなることがちょこちょこあります。どちらも好き。みなさんどこにいても何をされてても輝きすぎです。
今日はLovelyで、真ん中の幕のスソが後ろの黒幕に引っかかって完全に降りきってない状態だったのですが(お客さん全員が、あらあら~と思ったことでしょう)、Joshさんが下手からの登場がてらスッと幕を引っ張って直して、完全に客席を意識した目線でお澄まし顔をされたので、お客さんもほっとひと安心&Joshさんファンが増えましたね。どれだけ表情あるんですかねえ、同じ人とは思えないですね。
これだけは絶対見逃さないぞ!という特に好きなJoshさんは、①上でも書いたThis must be the placeのClown(特にテテレ テテレ テテレ テテレ テテレのところ)②前の記事でも書きましたがLoveryでの冒頭のセリフ「~I imagine」の後のやばい目③CompanyでBobbyに向ける表情④CompanyでMariandさんとのいちゃつき(Mariandさんが甘えたでかわいい)⑤Companyでラストに向けて階段を上がっていく時に見られるクックロビン音頭みたいなポーズ⑥Companyでラスト左側からピョコッと現れる姿(2階席からよく見えます)⑦Wait 'til you see what's nextでの♪next!の目線⑧If i were a rich man前、ステージを横切る姿(なぜか帽子押さえてた記憶があるんですが、肩を組んでるからそんなはずはないですよねえ~)⑨柚希さんが蜘蛛女のキスを歌われてる横で、身動きせず潜んでいるところ。こんな感じです。Company率高いなあー。♪crazy peopleのときのみなさんの動きすごく好きだけどやっぱり目が足りない!
歌われるたびに違う歌声ですが、ラストのWait 'til you see what's nextでのソロパートでJoshさん本人の歌声を聞くと、なんだか目が覚める思いです。Joshさんが過去にRENTでMarkを演じたと聞いて、あんなにもどんな個性的なキャラクターになれる人がMarkって?!と思ったけど、ここの歌声を聞くと腑に落ちるかんじ。とはいえyoutubeに落ちてるのを聞いたら、そんなに好きなMarkじゃなかったというか、さすがに3年経っていて今PoBで聞ける歌い方とは違うので、いまのJoshさんのMarkが見てみたいなあと思いました。

 

f:id:ffrabbit:20151110020227j:plainそうこういってるうちに時間は経ち、休演日になりました(;_;)こういったカレンダーをみて、こんな気持ちになる日が来るとは。ゆっくり休んでください。休演日明けのソワレを楽しみにしています。わたしも勉強しなきゃ。感想書いてると次はここを見ようとか、いろいろ整理ができるのでいいですね。でも、もともとの曲を咀嚼してないまま舞台を見ると、やっぱりだんだん集中力が減ってるのか、気付いたらあっという間に曲が終わっていくので、より注意深く聞くために、一回予習の時間を設けましょう。
ということでDressing them upを聞きました。この曲はもともとテンポが良くてトントン行っちゃうのに加えてあのJoshさんのビジュアルのおかげであっという間に終わっちゃって、あーいろんな顔見れたな!という感想しか出なくなっちゃうので、歌詞と表情をリンクさせて、次回見たいなあと思います。楽しみ!!!でもこの曲の登場はかなり後半の部分なんですよね~。切ない。

そういえば、リピチケが増えてました。3Fのバルコニー席(というのでしょうか、左右にでてる席)が¥7,000。用事もないのにリピチケ売ってるカウンターに行ってしまうのですが、いつも同じ人が販売されてたり、周辺にいらっしゃったりするので(オーブの方です)、リピチケの人という認識になってしまいました。今後見てもリピチケの人って思っちゃいそう。

15/11/05 PRINCE OF BROADWAY ソワレ

15/11/05 PRINCE OF BROADWAY ソワレに行ってきました!
見るたびにキャストの方々のパフォーマンスに魅せられ、はまっています。感想を残しておきたい気持ちと、作中で色々理解が足りないところを勉強したい気持ちと、キャストの方々のキャリアやらなんやらを知りたくて調べ物したい気持ちが高まって完全に寝不足です。やっぱり初見時の感想を残しておくべきだったな。初めてみた時は、ストーリーはあってないようなものだし、そもそも運って!!とか、ナレーション全然無くていったいなにを見てたのか良く分からないなあ~とか考えながら帰りました。とにかくキャストの方々のパフォーマンスに圧倒されていたと思います。それでは今日の感想。残っていた前回の感想はたぶん流れました。わたしに続き物は無理だな。

今日の座席は1階上手ブロックの前方。今まででいちばんステージに近い席です。イープラ貸切公演ということで、入り口で柚希さんのお写真を頂きました。前回はクリアファイルを頂きました。愛用させて頂いています!(かばんに入れっぱなしなだけ…)
オケの演奏が良く聞こえます。1階と2階で音の聞こえが全然違うんですね。よく音を聞きたい時に、ヘッドホンで音量を大きくして聞く時のような音の聞こえ方。うるさいというわけではなく、この音が鳴ってるのかーというのが目で見えるような感じです。今まで気付かなかった、The right girlのピアノ・トランペットの音が特に好きです。演奏陣は、海外からいらっしゃった方、日本の方が混ざっているんですよね。トランペットは速いパッセージありのハイトーン続きで日夜大変だなあ。

・前回からJoshさん中心に観劇しております。今日ちかくで見たからか、1曲目の最後、柚希さんを迎え入れるみなさんがより暖かく見えました。そして驚いたことに2曲目のナンバー"Heart"で涙がにじむ。ほんとにドリームチームだよ!Shulerさんの頼もしさが大好きです。やっぱりチキンやらターキーやらがかわいいです。

・"Whatever Lola wants"Lolaに気圧されてTonyさんが何度も頷く姿に笑っちゃいます。気持ちがよくわかる気がします。

・"something's coming"、♪riverのビブラートが美しく心地よすぎて、やっぱりraminの歌声は特別だなーと感じました。最初マイクが入っておらずヒヤッとしましたがすぐ復帰。前回見たとき、髪型がコボちゃんにしか見えなかったのですが(本当にすみません)、今日はトニーで登場した時も、前髪が散らしてある感じでかっこよかったです。前回は髪のハネもあって、Kaleyさんマリアが歌いながら整えてくれている姿が見れました(ハネは直らなかったです)。raminは歌う時、常に目に光が入ってずっとキラキラしていて、きれいです。

Bryonhaさんの歌声に全身が反応します。本当に楽しい。もともとの歌のスタイルか、すごく聞き取りやすく歌ってくださってるのか、はっきり言葉が聞こえて嬉しいです。初めて見た日のCan't help lovin' that manでは、一歩引いたような裏声で、それが絶妙ですごく気持ちのいい音だったのですが、いまは高いテンションの裏声で、どちらもとても魅力的。本当に上手すぎて、Bryonhaさんの歌を聞いてスッキリしたくてまたオーブに足を運んでしまいたくなります。

・MariandさんのBuenos Airesが最高に高まる!!前回観劇時から、ぼーっとしてるとEvaの冒頭の後ろ姿が思い浮かび、振り向いてデンデン!と歌い始める現象が続いていたのですが、今日も強烈な印象でした。何度でも見たいし、聞きたいです。
”Gentleman Jimmy”だと思うのですが、Mariandさん、Nancyさん、Mariandさんが黒いレースのついた?赤いドレスを着ているあの時の、MariandさんとNancyさんの短いハモリがすごく好きです。ソロや男女デュエットはあっても、あんまり男性同士、女性同士のデュエットが無いように感じるので、貴重に感じる瞬間です。あのドレス大好き。あのあたりで見られるraminのダンスもJoshさんのダンスもそれぞれ魅力があって楽しいですよね。教訓的に現れるのも楽しいです。はけるのが遅く微妙に引き離されるraminの姿が新鮮です。Joshさん身長高いですよね~。raminが183cmとwikipediaに書いてありますが、すらっとしているのもあるのか、すごく高く見えます。190くらいあるのかしら。見間違いでしょうか。
"You've got possibilities"のボー という音がボ ボーとなってちょっとわらっちゃった。

・"Beautiful Girls"が音楽・演出・歌声・華やかさ・美しさなどなどもりだくさんで、やっぱり楽しい。シルエットの時から、あの柚希さんの佇まいに毎回ありがたみを感じます。そしてあの歌声の厚みですよ。。耳も目もあと10個くらい必要。

・最後の曲の、JoshさんのTonyさんを見る目が好き!過去のツイートを遡ると、Tonyさんに対してどういう風に思っているのかを伺うことが出来て、ちょっと胸が熱くなります。Joshさんの見どころはありすぎて全部って感じですけど、"Lovely"の最初の脚のくだりのあとのHeroのPhiliaを見る目がやべえ!Philiaが振り返ると普通の顔になるんですけど、あれ、どういった表情でしょう…。”This must be the place”のピエロの格好のときも大好きです。目線の美しさ!なんであの赤鼻をつけていてセクシーになるんでしょうか。きょうの座席は、"Company"で位置的にBobbyの延長線上だったので、セット上からBobbyを見る目がちょうど重なって、あーこういう風に人を見つめるのかー とうっとりしてしまいました。普段も素敵ですが、歌っている時の表情が魅力的です。もう全部魅力的なんですけど。

「目線が好き」というところから始まったJoshさん好きですが、いま舞台上でも、舞台を降りている間も惹きつけられちゃってどうしよう!という感じです。わたしの好きな曲の中に「You can't ignore me, you must adore me.」という一説がありますがまさにそんな感じw完全に個人的になのですが、リアルタイムにニーズを満たしてくれる感じがすごいです。インスタに"Beautiful girls"の裏で歌っている姿を上げてくださったこともですが、今日のわたしの中での出来事。→「RaminさんやTonyさん、柚希さんのトークショーはありますが、Joshさんを含め、他の方々が喋っているところもぜひ見たいです!トークショーの開催お願いします。」と昼休みにアンケートを書きました。トークショーの開催なんて、チケ販促のため後付けでやるものだとわかっていても、PoBの方々の行動って、なんか、夢があるなあと感動したので、声を届けようと思ったのでした。そのアンケートを書いた1時間後にperiscopeやるよ~というJoshさんの告知。なんというタイミング!喋ってる姿を見るなんて、SDが無いから劇場にトークショーやってくれーと頼む以外ないと思ってた、わたしの価値観が崩れました。すごい!!!このサービス精神!そのサービスが正直とても嬉しいし、今のJoshさんが、今日本にいるからこそできる事をされている感じ、すごくかっこいい!どこかの記事で見かけた、タトゥーとして入れている言葉を思い出して、その意味を考えちゃって、ますます惚れてしまうのでした。そしてこうやって生き抜いていく人たちがいるところが、ブロードウェイなんでしょうね。柚希さんが他のキャストの方への印象だったり、日本とNYの稽古場の雰囲気の違いだったりをインタビューで書かれていますが、すごく興味深いです。あの中に唯一日本人として入る、柚希さんしか語ることが出来ない経験を、丁寧な語り口で聞かせてくださる大盤振る舞いっぷり。「そうなんだ!」ということばかりで、読み応えがあって楽しいです。読む方は一瞬ですけど、体験されるご本人はひとつひとつのエピソードに、たくさんの苦労があったでしょうから、あんなにも充実したインタビュー記事にほくほくしてしまいました。宝塚だから?柚希さんだから?まだたぶん全部のインタビュー記事を見れていないので、いつかまとめて読みたいなーと思います。楽しみ!

メモ:前回観劇時、Heartが流れながら幕が下りるとき、raminがとなりのBryonhaさんの手を取り、くるっと回転させていたのが可愛かった。曲にノリはじめる皆さんが早々に見えなくなるのがちょっと寂しいね。1幕ラストのMotNも、日によって声の伸びの違いがあるし、せっかくのraminファントムの歌声を最後まで楽しめないのはもったいなさすぎる。きっと幕が下りてなければまだ歌声が流れているだろうな という感だったので。

今日はいままでで一番近かったのでひゅーひゅー言いまくってきました。こんなにヒューヒュー言うの久しぶりです。視界に入る限りのお客さんはみんな立ってらっしゃったし、なんだかいつもにまして楽しい気分で帰りました。おわり

15/10/31 PRINCE OF BROADWAY ソワレ②

15/10/31 PRINCE OF BROADWAY ソワレに行ってきました!前回の記事の続きです。曲ごとに思ったことを書こうと思います。PoBは全45曲!!overtureで使われている曲を含むと、もっと行きますね。全部がフルサイズではないですがすごいボリュームです。長くなってしまったので、ACT ONEとTWOをわけました。③につづく。人生で初めての続き記事を書いています。大丈夫かしら?!

・曲目

ACT ONE
01.Overture
02.All I need is one good break(Flora, the Red Menace)
03.Heart(Damn Yankees)
04.Whatever Lola wants(Damn Yankees)
05.Something's coming(West Side Story
06.Tonight(West Side Story
07.Tonight at eight(She Loves Me)
08.Will he like me?(She Loves Me)
09.You've got possibilities(It's a Bird...It's a Plane...It's Superman)
10.Beautiful girls(Follies)
11.Waiting for the girls upstairs(Follies)
12.The right girl(Follies)
13.Send in the clowns(A Little Night Music
14.If I were a rich man(Fiddler on the Roof)
15.Willkommen(Cabaret)
16.If you could see her(Cabaret)
17.So what(Cabaret)
18.Cabaret(Cabaret)
19.The Phantom of the OperaThe Phantom of the Opera
20.Wishing you were somehow here again(The Phantom of the Opera
21.The music of the night(The Phantom of the Opera

 

それでは曲毎に。

ACT ONE
01.Overture
このメガミックス感たまらないですね~、知ってる曲のあのフレーズが聞けるとうれしい。気分が高揚します。

02.All I need is one good break(Flora, the Red Menace)
市村さんによるハロルド・プリンスの声が流れた後、Kaleyさんのソロから始まるこの曲。キャストの方々の登場のたびに、拍手が起こります。この文化は宝塚のものらしいです。拍手で迎えられるキャストの方は嬉しいだろうなあ~!ブロードウェイからいらっしゃったみなさんのそれぞれのソロパートや、ハイトーンなトランペットの音を経て、さあいよいよと満を持して最後に登場するのが、唯一の日本人キャストの柚希さんです。うわ~~~すごい!この登場の仕方!!考えただけでものすごいプレッシャーです。わたしの観劇経験は宝塚と全く被らずにここまで来ているので、申し訳ないくらい詳しく存じ上げないのですが、誰よりも盛大な拍手を受けて歌い始める柚希さんの姿はとても格好良い!!他のどの女性陣とも違う歌声が聞けることがわたしは嬉しいです。迎え入れるキャストたちの表情も含めて、楽しみになっているシーンです。
一度聞いたら覚えちゃうキャッチーな曲です(PoBで使用されている曲は、耳に残りやすいものが多いですね)。みなさんの色とりどりな衣装も素敵です。Nancyさんのうす黄色、Joshさんの黄色、Shulerさんの緑色(ヤングフランケンシュタイン!)、Raminの青色?ジャケットの紫色?、Tonyさんの青色、柚希さんの赤色、Bryonhaさんの水色、Emilyさんの紫色、Mariandさんの朱色、Kaleyさんの赤色(並びがあやふやです)。1曲目と最後の曲は衣装が同じ。グラデーションのように並ぶ皆さんがきれいです。期待しかない!

03.Heart(Damn Yankees)
来ました!パンフレットでShulerさんの記事で「試合前にこのチームが国歌斉唱したらそれだけで勝てる」というドリームチーム!!楽しいです。楽しいです。もうみなさんそれぞれの役割がピッタリすぎて、というかShulerさんのあの大きな体の頼もしさが大好きです。かわいい~~。前回観劇時はひたすらピッチャーのraminをガン見していたのですが、いやいやここのJoshさんすごい仕事してる。「あーあ~あ~あー」はいわずもがなですが、細かい振り付けや歌い上げる表情、もう2曲目にして楽しいです。いい曲!なんで今まで知らなかったんだろう!?いま現在楽しんでいるミュージカルたちも、あと40年ぐらいしたらこんな形でまとめられて、新世代のスターたちに歌われたりするのかしら。

04.Whatever Lola wants(Damn Yankees)
柚希さん脚が長くていらっしゃる!!!びっくりする。とても楽しいナンバーです。♪Give in(ぎヴ インッ!ヌッ!!)が癖になりますね。舞台から完全にはけるまで、Lolaの体から目を離せないTonyさんのVernonがすてきでした。そういえば、ある日のPoBチケット販促のメールで、柚希さんの下着姿もあるよ的な触れ込みにぎょっとしたのですが、もっともっと伝えたほうがいいことがたくさんあるのでは と思いました。

05.Something's coming(West Side Story
raminのTonyです。もう触れることができません。

06.Tonight(West Side Story
前曲でraminが♪tonight~と歌うや否や現れるKaleyさんMaria!すぐtonightが来て、二人が会えてよかったなあ。二人が幸せそうで、幸せです。

07.Tonight at eight(She Loves Me)
かたやこちらのtonight。JoshさんのGeorg Nowackはあっちに行ったりこっちに行ったり。apeの動きがお気に入りです。

08.Will he like me?(She Loves Me)
Bryonhaさんのソロ曲です。このキャストの中、「圧倒的な歌唱力」を一番にPRされるのってどうなんだろ?と思ってましたが、いや本当に圧倒的です。圧がすごい!2階席でも目前で聞いているような迫力。こちらも全身で歌を受け止めることができて、なんて贅沢なんだろうと、Bryonhaさんが歌うたびに嬉しくなっていました。しかも、どの曲も絶対にわたしが好きなポイントがあるんですね。この曲では、Bryonhaさんの♪Will he like me?の声色がたまりません。

09.You've got possibilities(It's a Bird...It's a Plane...It's Superman)
raminスーパーマンだーーー!MariandさんのSydneyがとてもパワフルでチャーミング。2人のやり取りが息ピッタリでついつい笑ってしまいます。机にSydneyが寝そべるときに、Clarkがサッと書類を取り上げるシーン、ああいうのなぜか大好きです。活かされるraminのすばらしい筋肉!去り際のニヤッとした笑み。SydneyがClarkのシャツを開けるあの動きが、前回見たときよりも洗練されているように感じました。スタイリッシュはだけ!このミュージカル、帽子はいけてない扱いをされがちですね。

10.Beautiful girls(Follies)
大好き!薄暗い中ぼんやりと見える舞台の、いったいどこに来てしまったんだろう感と、浮かんでいる柚希さんのシルエット、そして明かりがついたときのあの華やかさとあの音楽!!!これぞショーという感じ。あのすごい衣装とセットに負けない、むしろゴージャスさに箔をつけまくる柚希さんがすごい!!すばらしいものを見せて頂いてありがとうございます というありがたい気分になります。宝塚に行くと、ああいう雰囲気が味わえるんですか?ちょっと、興味が湧いてしまって危ないです(財布が…)。
舞台の華やかさだけでなく、歌もすごい!!!歌っている姿を見たいのですが、そこは逆に出し惜しみしないというか、裏でみなさんで歌ってらっしゃるのかしら?なんて厚い歌!特に最後の♪These beautiful の声にメロメロです。raminの声ではないし、Joshさんの声でもないから、Tonyさんかな?と思っていたのですが、パンフレットに唯一役名ありで載っているShulerさん?でもShulerさんともちょっと違う気がしますので、やっぱりTonyさんかしら。そのうち分かるかなあ~。とにかく、みなさんが歌う姿を見たい!見たい!!(→と思っていたら、裏で歌ってる姿をJoshさんがインスタにあげて下さっていました。すごい映像だ~~~…感激(;_;)(;_;)ここ、なんとかフルサイズで見ることが出来ないかなあ。公式さん…)もう格好良すぎます。最初から最後まで、目で見ても耳で聞いても楽しめる大好きなナンバーです。

11.Waiting for the girls upstairs(Follies)
Folliesより続くこの曲。Folliesというミュージカル自体が完全にノーマークで、タイトルからも内容がよく分からないまま臨んだら、raminの金髪くるくる頭が素敵!と思ったくらいで、まったく理解できなくてビックリしました。あとから出てくる4人が若き日の姿ということもわかってなくて、帰ってパンフレット読んでて衝撃です。全然違うストーリーを頭の中で作っていました。しかし今もまだ、もともといた2組のカップルが、相手を変えてその中で結婚した というあらすじしか分かっていません。最優先で内容把握しなきゃ~~。

12.The right girl(Follies)
こちらの感想は、①で書きました。心なしか、昨日のドラムは24日に見たときよりも鋭い音だったな。Tonyさん、ちらしに書かれていた、通り歌・踊り・演技三拍子揃った無敵のブロードウェイスター感が半端ないです。特番で見た稽古風景や舞台上からでしかないけれど、うける人柄の印象もすばらしくて、こういう人がTONY nomineeになるのかということをひしひしと感じています。すごいなあ…。いつかはとってやる!と野心に燃えている印象を受けるJoshさんのことも大好きです(どさくさ)。

13.Send in the clowns(A Little Night Music
こちらも感想を①で書きました。♪isn't it richの歌い出しだけで作り上げる世界がすごい。真っ暗な中でEmilyさんがぽつんと椅子に座り、スポットライトに照らされているだけのステージです。Beautiful girlsと同じステージとは思えないくらいの簡素さです。
Emilyさんひとりだけが居て、ひとりでその空間を作り上げているなんて。そんなEmilyさんはパンフレットで「この曲を歌えるのはとても幸せなこと、名誉なこと」と語られています。この演出で、このひとときを任せられる女優さんがいらっしゃること、またその女優さんも、「名誉なこと」と、お互いの場所からお互いを称え合っている、プリンスさんとEmilyさんのプロフェッショナルな信頼関係に感動します。こういう職人同士の仕事に弱いので、そういう点でもとてもすばらしいナンバーだなあと思います。客はお金を払って完成したものを見るばっかりですが、それが出来上がるまでには色々な流れがあるのでしょう。PoBが出来るまでの、もっと掘り下げた話を聞いてみたいなあ。

14.If I were a rich man(Fiddler on the Roof)
Shulerさんのソロナンバー。大好き!
Shulerさんが、腕を上にあげて、振るわせながら前進してくる動き、すごく可愛くないですか。今年見たものの中で1位かもしれない可愛さです。Shulerさんがいらっしゃるだけで出来上がる雰囲気が好きすぎて、曲がそっちのけになってしまってすみません。歌の上手さが根底にあるからこそのShulerさんの色々なパフォーマンスに夢中です。圧倒的な安定感 とあと、お顔がすごくかっこいいですよね。もう皆さんに夢中です。気が多くてすみません。この曲の好きなところはもちろん、♪"cheep" and "swaqwk" and "honk" and "quack"、そして賢者ソロモンのようになるところ。ズケット(というんですね)が小さく見えるところも素敵です。何度でも見たいパフォーマンスです。

15.Willkommen(Cabaret)
続いてはCabaret!Joshさんのターンです。七変化ですね。
あのステッキ、気付いたらサックスに引っ掛けられていて笑いました。口にくわえて柚希さんの後ろからピアノを弾くところが好きです。昨日はあとから合流してくるShulerさんを見ていましたが、ニコニコしながらやってきて演奏し始めたら、となりのMariandさんにしらーっとした目で見られて一瞬真顔になるも、またにこにこしていまいした。大きいなあ~可愛いなあ~。柚希さんのボブカットも新鮮で可愛らしいです。

16.If you could see her(Cabaret)
17.So what(Cabaret)
Joshさんをリフトするゴリラ!から出てくるNancyさん!ひー!大丈夫かな?!とちょっと心配になります。so what?と言われるかしら

18.Cabaret(Cabaret)
Bryonhaさんのソロナンバー再び!心の底から楽しい、カタルシスを感じる歌声です。うしろの「Cabaret」の文字が光ってさらに気分が上がります。銀色のヒラヒラが降りてきて、再度Sally Bowlesが登場!ラストに照明がステージから客席後方まで照らすのも大好きで、客席でじっとしているのがつらくなるほど、興奮する要素しかないです。そしてちょうど今、Joshさんからリプを頂いてしまって、もう気分が最高潮で危ないです!ありがとうございます!ありがとうPoB!!!

19.The Phantom of the OperaThe Phantom of the Opera
20.Wishing you were somehow here again(The Phantom of the Opera
21.The music of the night(The Phantom of the Opera
すばらしいの一言です!

15/10/31 PRINCE OF BROADWAY ソワレ①

15/10/31 PRINCE OF BROADWAY ソワレに行ってきました!

10/24の観劇以来、ずっとそわそわしていました。ソワソワをぶつけるように、演奏曲目の音源を聞いたり、キャストの方々の公式サイトを見たり、twitterやinstaの過去の投稿を遡りまくったりしていよいよ迎えた今日!色々調べているこの一週間で、キャストの方々のことが好きになってしまい、本日は楽しくて仕方のない観劇でした。本当に楽しい。前回の観劇の感想が途中ですが、もう記憶が上書きされてしまったので断念します。第一印象って一度きりなのに、もったいないことをした。それでは今日の感想です。

もともとRamin目当ての観劇だったのですが、あれっ気付いたらJoshさんのことすごく気になってる…。ポイントはたぶん、あの豊かな表情、、顔芸か というほどの豊富な表情、歌い上げる姿がもう魅力的で、目が離せなくなっちゃっています。最後の曲、歌詞とリンクしたあの煽るような目!伏し目になった時もすごくセクシーだし、見開いてても閉じてても美しいのすごい!!出てくるたびに違う人のようで、数々の個性的な役をあんなにも違和感なくこなしてらっしゃることがただただすごいと思います。なんにでもなれる!わたしが一番好きなのは”Dressing them up”、ああいうヴィジュアルが大好きなんですね。"Heart"の振り付けでは誰よりも腰が入ってるし、いまも耳に残っている「あーあーあーあー」のコーラスもJoshさんが歌ってるとわかりうれしい(そのときの表情もすてきです)。CabaretのEmceeはインパクトがすごいですね。実はキャバレーの内容を全く知らないのですが、見たら印象が変わるのかな?”If you could see her"、予習時に聞いていた音源では最後の♪eyesは裏声だったので、そう歌うんですねぇ~と違いを楽しんだり。”This must be the place”はピエロなのかしら、大きいクツに赤鼻というファニーな格好にも関わらず、やっぱり美しい。"Lovely"のラブリーさがすごい。本当に美しい脚です。毎回笑っちゃう!今日はあの寝そべる振り付けのところで高貴な白いおパンツを見てしまいました。衣装が本当によく作りこまれてるなあ~。

今日の観劇で最も書き残しておきたいことです。"The right girl"のTonyさんのタップダンスの際に、客席から笑いの声が聞こえたのですが、あれはいったいどういう意味なんだろう?ダンスの最中ではなく、哀しみだったり、苦悩だったり、そういった表情を浮かべながらTonyさんが動きを緩めるときのことです。息することも忘れかけるほどに、笑いとは無関係の感情を抱きながら観ている時に聞こえた客席の「んふふふ…」という反応は、あまりに想像していなかったことで、なぜか鳥肌が立ってしまいました。何の笑いなんだろう?その後、その空気をかき消すようにドラムと呼応するtonyさんのタップは今まで見た中で最も美しかった。絶対に近付けないような、そんな雰囲気で思い返すとドキドキします。でもそのあとにもまた同じような小笑いみたいなのが起きたのは、やっぱりなんでなんだろう、、とモヤモヤしてしまいました。ですがそんなモヤモヤを次曲の”Send in the clowns”が吹っ飛ばしてくれました。
Emilyさんが歌われるこの曲は、まず曲自体の解釈が難しくて初めて聞いた際は全く歌詞の咀嚼ができませんでした。恥ずかしながら結局思ったことといえば、「来年いったい何が起こるんだろう?」だったんですね。前回の日記で色々勉強しなきゃ といいつつ、この曲はわかっていないことすらわかっていなかったんだなあと今日気付きました。(楽しい!)あの笑い、tonyさんがclownに見えたのかなあ…そう考えると、この曲の理解は出来なくても、自分の中で響いて止まりませんでした。あまりストーリーだとか、曲同士の繋がりだとかをPoBに感じていなかったのですが、right girlからのsend in~のこの流れはすごい!次回、Emilyさんの表情と共に、一言一句しっかり聞きたいと思う曲です。あのシンプルな演出の中でこの曲を歌い上げるEmilyさんの歌声を、わたしは表現することができません。こんなにすばらしいものを見ることができて、更にわずかながら何かを感じ取ることが出来た気がして、心が震えました。そんじょそこらの人には歌えない歌ですね。長々と書いてしまったのですが、完全には吐き出せていないので言葉を選ばずに書くと、Tonyさんのあの表情やダンス、雰囲気に1mmたりとも笑いを挟む隙間がないと思うんだけど、何に笑ってるの?同じ場所、同じ空気の中で同じものを見て、感じることがこんなにも違うのか と思うと、一瞬で普段自分が生活していて感じる他人とのズレを思い起こしちゃって、ストレスがMAXになってしまったところをEmilyさんの歌が救ってくれました。わたしがこの曲を感じ取るために起こった笑いなんだろう そう思っておこうと思います。
また、この曲について言及されているサイト様をかなり参考にさせていただきました。リンクについて書かれていなかったので勝手に貼ることをお許しください。「音楽・オーディオ日誌」様、ありがとうございます。(この曲についてよく分からないなあ~と思われる方は、ご覧になるとヒントがあるのかも…と思います)

 

今回3度目の観劇(2階席下手側→1階席上手側→また2階席下手側)を経て、席をあえて選り好みできるなら、わたしは今後上手側の客席に座りたい!まあ自分が見た席以外のことはわからないですけど、1階の上手側がいいなあ。
①"Tonight"キスするトニーの表情が見たい②"Music of the night"より近くでファントムが見たい③"If i were a rich man"でshulerさんのせまり来る動きを楽しみたい④Joshの目の可動は1階席からやや見上げるほうがよく楽しめる⑤"Dressing them up"わきばらのチラ見えを期待⑥"Lovely"ヒーローの表情が見たい⑦"you've got a possibilities"をより近くで見たい⑧"The right girl"すばらしいあのタップをより近くで見たい
こういうかんじですかね。男女が揃った際、男性が下手側にいらっしゃることが多くて、上手側の女性の方を向くと、女性の表情はすごくよく見えるけれど男性側が~~!ということがありました。きっとどちら側でも見える・見えない部分はあるのでしょうが。手持ちにセンターのチケットがないので、センターのことはわかりません。どうして無いのかしら?また、2階だと(おそらく)”This must be the place”でタテ一列になるキャストの控えてるときの表情がよく見えます。口をつぐみ待ち構えるraminと笑顔で緩んでるraminを見ました。すばらしい!先行ってすばらしい!そしてサプライズ価格!ありがとう!みんなで行こうよ。ううう

全然話が変わりますが、最近オペラグラスデビューを果たしたのですが、うつらない部分は見えないから使うのが難しいですね~。ここだ!という時に使わなきゃいけないですね。オペラグラスが必要の無い席に座りたいものです。ということで、まんまとリピーターチケット最前の見切れ席を購入しました。どのくらい見切れてるのかなあ。

この感想、帰宅してからずっと書いているのですが、それだけで公演が3回くらい見れそうな時間が経ってしまいました。朝じゃん!あんまり長くなってもよくないなあ~と気付いたので、①で締めたいと思います。続きを書いてないのに①なんて振っちゃって大丈夫かな?!

15/10/24 PRINCE OF BROADWAY マチネ・ソワレ

15/10/24 PRINCE OF BROADWAY マチネ・ソワレ行って来ました!
お目当てはRamin Karimlooさん。
じわじわ好きになっている最中での来日の知らせに、出来るだけ通おう!と決意し、厳しいramin貯金を経て、ようやく生の歌声を聞くことが出来ました。感激!!
オペラ座25thでraminがわたしの理想のファントムになってしまっていたので、本物のファントムがファントムをやると聞いたら行かずには居られませんでした。
24日以来ずっとソワソワしっぱなしです。あの空間に居たい~~住みたい…
次回の観劇は11/01!今必要なのは予習!!オペラ座以外詳しくないので、観劇中もよくわからない部分がありましたし、きっと取りこぼしてる部分がいっぱいあるんだろうなーと思いますが、できるだけ楽しみたいので、もうちょっと勉強したいと思います。(まったく作品を知らなくても観劇にはまったく問題なし!だと思います!思い入れがあるとなお楽しめるかな?!という感じ。25thオペラ座を見ていけば間違いなし)
またゆっくり時間のある時にじっくり感想を書きたいです。出来たら次回観劇の前に…。とりあえず、書き留めておきたいことをつらつら。

・Raminかっこよすぎて涙がでる!!25thを散々見ていますがその度にファントムに恋してしまうので、もうそのファントムが目の前に と思うだけで涙してしまう!クリスティーヌに向けるあの視線が映像そのままで感激。なんなんだろう。オペラ座の前にケイリーさんとTonightでもデュエットがありますが、そのときトニーがマリアにむける視線も同じ雰囲気で、きっと役もあるけれど、その視線はramin本人のものなんだろうなあと思うと、ため息しかでない!!本当に格好良い人ですね。あの視線のかもし出す雰囲気を感じられるだけで本当に幸せな気持ちになってしまうのが不思議です。マチネの、終わらないのでは とさえ思った「to be」の長い長いロングトーンと更に続くビブラート、そして「soar」を見て・聞いていたあのときは、人生のうちでも幸せな時間の上位に入りそうです。本当に幸せなときって、時間が止まりますね。スーパーマンが立ち去るときのあのニヤッていうのもやばいです。
・Josh Grisettiさん。公式サイトのキャスト写真とはなんだか雰囲気が違う感じでした。目の色気がすごいです。特に、目を見開いた後に目線を思い切り下にやるその一瞬の動きにグッときました。あのraminがコミカルに踊っている姿からjoshさんにオペラグラスを浮気して向けてしまったくらいに惹きつけられました。あのピエロみたいな赤鼻をつけてても美しい…美しいんです。脚も綺麗です。EMCEEからローマからdressing them up(役名がわかりません)から、どんな役もそれぞれ美しかったり面白かったりでもやっぱり格好良かったりですごいなーと思いました。あの短時間でメイクもやり直してるのかしら。
・Shuler Hensleyさん!の、if i were a rich manが好きすぎる!こういうパフォーマンスを全力で楽しめるのって本当に嬉しいですね。チキンやらターキーやらが可愛くて笑ってしまいます。動きも体型も~何より歌が上手すぎて、コミカルで、頼もしい感じですごく好きです。スウィニートッドは怖い!本当に怖い!!続きも気になるし、あれで終わっちゃうのが残念です。(気になりすぎて帰りにスウィニートッドのDVDをレンタルしました)NANCY OPELさんがまた素敵過ぎてThe worst pies in Londonが最高に楽しいです。ちゃんとパイ作ってるのがいいですね。粉とんでる!!
・show boatで枝豆剥いてるのがかわいい!
・This must be the placeあたりでアンサンブル的な役割をしてるときの女性陣が着てる赤/黒の衣装が好き!あの一瞬のための衣装なのかしら、すごすぎ!!!潤沢すぎる衣 装!!!登場のたびに違う衣装です。

書きたいことが止まらなくなってしまいました!十分書いたような気がしますがまだ2割くらいしか書けていないんですねぇ~~。もう夢のようです。Tony Yazbeckさんのことも書けていない…すばらしい女性陣のことも…続きは次回。いまちょうどPoB特番をやっていて、舞台の映像が流れました。ああ~~すごく観たい!今すぐ観にいきたい!!改めて稽古の映像を見ると、観劇前の放送の時とはキャストの方々を見る目が変わって、違う視点で見れて面白いですね。Joshさんが可愛いかっこいい~!稽古の、衣装無しでmotnを歌うraminのかっこよさにやられたのは言うまでもないのですが、Tonightでのあの視線で完全に号泣しました。ちょっとraminがかっこよすぎてつらいです!

以下は自分用メモの曲目と歌詞です。all i need~、this must~はネット上で見当たりませんでした。公式に挙げられてた曲目リストから一曲居なくなったのは、削除されてしまったのかな~~。

 

・曲目

ACT ONE
01.Overture
02.All I need is one good break
03.Heart
04.Whatever Lola wants
05.Something's coming
06.Tonight
07.Tonight at eight(She Loves Me)
08.Will he like me?(She Loves Me)
09.You've got possibilities(It's a Bird...It's a Plane...It's Superman)
10.Beautiful girls(Follies)
11.Waiting for the girls upstairs(Follies)
12.The right girl(Follies)
13.Send in the clowns(A Little Night Music
14.If I were a rich man(Fiddler on the Roof)
15.Willkommen(Cabaret)
16.If you could see her(Cabaret)
17.So what(Cabaret)
18.Cabaret(Cabaret)
19.The Phantom of the OperaThe Phantom of the Opera
20.Wishing you were somehow here again(The Phantom of the Opera
21.The music of the night(The Phantom of the Opera

ACT TWO
01.Entr'acte(Company)
02.Company(Company)
03.Ladies who lunch(Company)
04.Being alive(Company)
05.Lovely(A Funny Thing Happened on the Way to the Forum)
06.Buenos Aires(Evita)
07.A New Argentina(Evita)
08.Don't cry for me argentina(Evita)
09.Broadway baby(Follies)
10.Times square Ballet
11.All I need is one good break
12.Broadway baby(Follies)
13.Gentleman Jimmy(Fiorello!)
14.Little old New York
15.This must be the place(GRIND)
16.Now you know(Merrily We Roll Along)
17.This is not over yet(Parade)
18.Dressing them up(Kiss Of The Spider Woman)
19.Kiss Of The Spider Woman(Kiss Of The Spider Woman)
20.The worst pies in London(Sweeney Todd)
21.My friends(Sweeney Todd)
22.The ballad of sweeney todd(Sweeney Todd)
23.Can't help lovin' that man(Show Boat)
24.Wait 'til you see what's next

・歌詞
ACT ONE
01.Overture
02.All I need is one good break
03.Heart
http://www.allmusicals.com/lyrics/damnyankees/heart.htm
04.Whatever Lola wants
http://www.allmusicals.com/lyrics/damnyankees/whateverlolawants.htm
05.Something's coming
http://www.allmusicals.com/lyrics/westsidestory/somethingscoming.htm
06.Tonight
http://www.allmusicals.com/lyrics/westsidestory/balconyscenetonight.htm
07.Tonight at eight
http://www.allmusicals.com/lyrics/shelovesme/tonightateight.htm
08.Will he like me?
http://www.allmusicals.com/lyrics/shelovesme/willhelikeme.htm
09.You've got possibilities
http://users.bestweb.net/~foosie/superman.htm
10.Beautiful girls
http://www.allmusicals.com/lyrics/follies/beautifulgirls.htm
11.Waiting for the girls upstairs
http://www.allmusicals.com/lyrics/follies/waitingforthegirlsupstairs.htm
12.The right girl
http://www.allmusicals.com/lyrics/follies/therightgirl.htm
13.Send In The Clowns
http://www.allmusicals.com/lyrics/littlenightmusic/sendintheclowns.htm
14.If I were a rich man
http://www.allmusicals.com/lyrics/fiddlerontheroof/ifiwerearichman.htm
15.Willkommen
http://www.allmusicals.com/lyrics/cabaret/wilkommen.htm
16.If you could see her
http://www.allmusicals.com/lyrics/cabaret/ifyoucouldseeher.htm
17.So what
http://www.allmusicals.com/lyrics/cabaret/sowhat.htm
18.Cabaret
http://www.allmusicals.com/lyrics/cabaret/cabaret.htm
19.The phantom of the opera
http://www.allmusicals.com/lyrics/phantomoftheoperathe/thephantomoftheopera.htm
20.Wishing you were somehow here again
http://www.allmusicals.com/lyrics/phantomoftheoperathe/wishingyouweresomehowhereagain.htm
21.The music of the night
http://www.allmusicals.com/lyrics/phantomoftheoperathe/musicofthenight.htm

ACT TWO
01.Entr'acte
02.Company
http://www.allmusicals.com/lyrics/company/overturecompany.htm
03.Ladies who lunch
http://www.allmusicals.com/lyrics/company/ladieswholunch.htm
04.Being alive
http://www.allmusicals.com/lyrics/company/beingalive.htm
05.Lovely
http://www.allmusicals.com/lyrics/funnythinghappenedonthewaytotheforuma/lovely.htm
06.Buenos Aires
http://www.allmusicals.com/lyrics/evita/buenosaires.htm
07.A New Argentina
http://www.allmusicals.com/lyrics/evita/newargentina.htm
08.Don't cry for me argentina
http://www.allmusicals.com/lyrics/evita/dontcryformeargentina.htm
09.Broadway baby
http://www.allmusicals.com/lyrics/follies/broadwaybaby.htm
10.Times square Ballet
11.All I need is one good break
12.Broadway baby
13.Gentleman Jimmy
http://www.allmusicals.com/lyrics/fiorello/homeagaingentlemanjimmy.htm
14.Little old New York
15.This must be the place
16.Now you know
http://www.allmusicals.com/lyrics/merrilywerollalong/nowyouknow.htm
17.This is not over yet
http://www.allmusicals.com/lyrics/parade/thisisnotoveryet.htm
18.Dressing them up
http://www.allmusicals.com/lyrics/kissofthespiderwoman/dressingthemup.htm
19.Kiss of the spider woman
http://www.allmusicals.com/lyrics/kissofthespiderwoman/kissofthespiderwoman.htm
20.The worst pies in London
http://www.allmusicals.com/lyrics/sweeneytoddthedemonbarberoffleetstreet/theworstpiesinlondon.htm
21.My friends
http://www.allmusicals.com/lyrics/sweeneytoddthedemonbarberoffleetstreet/myfriends.htm
22.The ballad of sweeney todd
http://www.allmusicals.com/lyrics/sweeneytoddthedemonbarberoffleetstreet/balladofsweeneytoddsweeneyponderedandsweeneyplanned.htm
23.Can't help lovin' that man
http://www.allmusicals.com/lyrics/showboat/canthelplovindatman.htm
24.Wait 'til you see what's next

 

Raminソロコンサート、なんとSS席取れたので本当に楽しみにしています。PoBのSS席全部ダメだったのはこのためだったのかしら!ツイッターで拝見しましたお席の情報の最後尾ほぼ最端って感じだったのがわたしらしい!ギリギリ入れたんだ!とポジティブに考えましょう。ほんと先行全部落ち続けたあの時はやさぐれましたね。

15/09/20 RENT@シアタークリエ マチネ

15/09/20 RENT@シアタークリエ マチネ行って来ました!

まずは、わたしとRENTについて(長いです)
RENTとの出会いはもう10年位前になるんですねえ…
CATSの映像でJohn Partridgeさんを知り(衝撃の出会い)、調べていたら
ドイツ版RENTのRoger役をやっているぞ ということで独RENTのCDを取り寄せ、
ドイツからCDが届くまで時間がかかるみたい、いきなりドイツ語はわからないから
まずはブロードウェイ版のCDから聞いてみようと軽い気持ちで手を出したら、
John抜きでその楽曲の魅力にどハマり。
まだ映画版の話も無かったあの頃から、公式サイトで映画公開日までのカウントダウンを毎日チェックしてたのが懐かしいです。
地元で映画の公開予定が無かったので、えっじゃあ引っ越すわ!と決意。
(その後地元でも無事公開されました。友達にもらった前売り特典のキャンドル、どこにしまったかなー)
BWでRENTの公演が終了するときにはちょうどLAに居たので、映画館でその模様を見ました。(後にDVD/Blu-rayで発売された、「Rent: Filmed Live on Broadway」ですね。)
RENT HEADSの熱さは良く知っていたので、すっごい早くからチケット手に入れてないと席がないかも、と思い映画館で1週間以上早くそのチケットを購入したら、売り場の人にすごくいぶかしまれて、なんでだろ?と思って当日映画館に行ったらお客さんが全然居なかったので納得。あの異常な(と思っていた)熱さは、局地的なものなんだなあと知り、自分のRENT熱もやや落ち着きました。
MAMMA MIA!も同じ頃にあちらで見ましたが、アメリカの人は映画館で踊ったり
歌ったりする って本当にただのイメージだったんだな~と良い勉強になりました。

ということで、RENTという作品は、自分の人生の節目節目で勝手に何かしら関わっているため特別に思い入れがあり、"no day but today"やJonathan mindに多大な影響を受けていると思います。
最近はRENTから遠ざかっていましたが、いろんなものの原点ですね。
ちなみに、BW版ではMark、独版では(Johnがやってるので)Rogerが好きです。
映画版サントラのCDカバーはAnthony Rappマーク!!「without you」買いました(でも読めていません)。
例に漏れずAngelが大好き、Angelとcollinsはベストカップル!Christmas bells最高!10th anniversaryの雰囲気大好き!

さて、前置きが長くなりました。今回の観劇の感想です。

キャスト!

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初のクリエRENT観劇のため、理解が追いついてない部分多々あり。
もともとのRENTもちゃんと理解できてないです。情報量が多いのよねーー。
覚えていることをつらつらと。

・"RENT"
良いですね、イントロで来た来たーーー!!!と一気にテンションが上がりました。
「ハングリーでフローズン」って…。
バンドの音は、今まで散々聞いていたサントラと比べると、ちょっと楽しそうな印象を受けます。(キーボードの音色かな?と予想)

・ジョアンヌ
主要キャスト陣の中で、今までとりたてて好き!という人物ではなかったのですが、
宮本さん演ずるジョアンヌに夢中に!
完全に個人的な好みなのですが、あのビジュアル像に弱いんですね…。きつめにしばった髪、眼鏡、赤い口紅のやり手の女弁護士。その魅力的なジョアンヌに、宮本さんの歌声!無敵じゃないですか。
モーリーンとジョアンヌって、なんだかんだモーリーンがパワーバランスで勝ってることに疑いを持ってなかったのですが(勝ち負けではないのですが)、これはモーリーンの方が離れられないんじゃないかな?と思わされました。
"Take me or leave me"の応酬は本当に見ごたえがありました。絶対近づけない!すごい怖い!!!
"hot"ではずっとジョアンヌを凝視。セクシー。
"We're okay"で電話を突き合わせるとこ、かわいかったです。

・ivanさん
やっぱり避けて通れない…
歌・喋りとも、ただただ驚き。
今まで見てきたエンジェルたちの、自分から感じようと思わずとも、声や眼差しから伝わるエンジェルの愛情にいつの間にか包まれてるあの感じが全然なくて、こんなエンジェルがあるのかーと思いました。もはや新しい別の役かな?と今でも思うくらい。
初めてこのエンジェルを見た人が、エンジェルという役についてどう思うのかが心配になりました。
しかし、AZT breakで暗闇の中コリンズと腕をクロスしてお互いの薬を飲み飲ませあっている図があまりに美しくて、もうそれだけでわたしの思う、コリンズ・エンジェルの2人が出来るだけ幸せであって欲しいという気持ちが決壊してしまい涙。
友情イッキならぬ友情AZT??これはなんですか。
"la vie boheme B"、"Contact"の歌が本領発揮なのかしら。ずっとこの感じの歌声が聞けたら と思いましたが、音域もナンバーもそういうのじゃないもんなあ…。
「終わった」後、みんなが話すエンジェルのエピソードと、彼女のエンジェル像が、どうも結びつかないんですねえ。
別の人のエピソードなんじゃないかな?と思うくらい、全然感じない。
背が高く、すばらしいスタイル。舞台から消えていくエンジェルは白い布を身にまとっていますが、そのスタイルがすごすぎて、あの奥の白い布なんだろう?あっ違うあれは布じゃなくてエンジェルだわ と気づいてちょっと笑ってしまいました。本当にすごいスタイルです。すごい。
"la vie boheme"でセンターにいらっしゃると、すごく全体のバランスが綺麗に見えますし、その後エンジェルのその場所がぽっかり空くことの悲しみが際立ちます。
居るだけで華やかになるというのは、すごいよね。
ivanさんは気づいたらテレビで見かけるようになっていましたが、こうやってこの世界に出てきたんだなぁと納得しました。
歌もセリフも、掛け合いも全然ピンと来なかったですが、ただあの美しさだけは確かで、今回の観劇で一番心に残ってるシーンでもあります。
でも、喋らなければ・歌わなければすごく良いのに って言うのも違う話ですよね。天使ってそういうもの?

・エンジェル
"you okay honey"で「僕はエンジェル」とコリンズに名乗っていました。
「僕」なんだ?ドラァグの格好じゃないときは「僕」なのかな。
「私」でイメージが定着してて、疑いも持っていなかったので、新鮮です。
"today 4 u"のパフォーマンスの時には、アンサンブルの方たちが3名、楽器隊の居る2階でエンジェルと一緒に各自のバケツ?をペコペコ叩いていて、チームのようになっていました。何でだろ??いまいちエンジェルの見せ場感がなくてちょっと残念でした。
「trim her tree」って意味深ですよね!多分全然意味ないですけど、好きな箇所です。
Pussy Galoreエンジェルはもうまぶしくて!!目がチカチカしました。すごい衣装!!笑

・コリンズ
TAKEさん、初めて歌を聞いたのですが、すごく素敵でした。
「終わった」~"ill cover you reprise"は、これまでどんどん進んでいたストーリーと
同じ時間の中とは思えないくらいたっっぷり間をとっていました。この時間的・音量的な緩急が涙を誘いますね。この雰囲気を更に高めるTAKEさんの歌に号泣。
こういうブログを書きたくなってしまうくらい、いろんなことを思いながら毎回観劇してるのですが、前回のエリザベート観劇で(まだ記事が書けていない…)で、歌がどうこうとか、そういうことがもうどうでもよくなってとりあえず涙(と嗚咽)が出るほかない という状況になってしまって、そんな風に一度振り切れてしまったら簡単にその境地になるようになってしまったのか、今回もまたそんな感じに。
けど思い浮かべるのは劇中に出てきたエンジェルではないのがすごい矛盾。

・ミミ
真ん中あたりの座席だったので、"light my candle"でのコミカルなやり取りをちゃんと
見れなかったのが残念。
out tonightでバサッと降り下ろした髪がキラキラ輝いていて綺麗でした。
アウー↓と音を下げるのはなんでなんだろう?しんちゃんみたい。

・"Christmas bells"
大好きなナンバー。雪の演出はとてもきれいで、まだまだクリスマスには早いですが、
あの雰囲気にワクワクしました。
まじめに生きてる!すばらしい。
「You said she was sweet」の部分がカットされていたと思うのですが、
スウィートじゃなかったのかなあ?
クリスマスキャロラー、ドラッグの売人、上手な歌でときめきました。
ringingがsingingになる意図ってなんなんだろうな?
deserveという単語が使われているシーンが大好きで、この単語はRENTで覚えました。
「もったいない」は日本語にしかないと聞きますが、それがここで使われるのって面白い。
訳にあたっての苦労話や、わかる人にはわかるニヤリとする小ネタとかを
本にしてくれたらいいのになあーと思います。なんでわざわざRENTを日本でやるのか、いろんな人のいろんな思いを聞いてみたいばっかりです。

・モーリーン
歌が上手いです。
モーリーン、ミミ、ジョアンヌ、女性がとにかく強いですね。
歌声の路線も似ているように感じました。他のキャストで聞くとまた違う印象なのかな?
女性陣は特に、歌声に満足できずにがっかりして帰ることはないと思います。
エンジェルのことで口論になるときのモーリーン怖かったなあー。あんまり表情が見れていないこともあり、ヤンキーっぽいときの土屋アンナが思い浮かびました。

・"what you own"
好きな曲TOP5に入る曲です。
冒頭のバズライン、マークが言ってるやつ。今は嬉々として好き好んでやる人がいる時代ですよね。ネットニュースとかでよくそういうの見るよね。今までは、何てヒドイ(でもちょっと気になる)くらいに聞き流してましたが、2015年ともなるとそう変わってくるのね。
肝心の曲ですが、おお~、こんな装置なんだ!と驚き。
堂珍さんが回転に身を任せているのに対し、村井さんはごく自然に常に舞台を
まっすぐ見据えるように向きを変えていて、"Film maker cannot see"とは言わせない
説得力を感じました。PVみたい!舞台上でロジャーとマークがお互いの動きを
見ることはできないけれど、どこかしらで見たことはあるのかな?
何でも比較対象があると、どうしてそういう動きをするんだろう?と想像が膨らむので
ニクイ演出です。

・歌詞
RENTの音楽、雰囲気、言葉の遊びはすばらしい、、
情報量もすごいから、日本語訳にするのは大変ですね。
何気ない一文が何かのパロディだったりするんですよね。
あと、えっ ここ笑いどころなの?と理解できない悲しみを、わたしはとりあえずエンジェルへの愛にぶつけてる気がします。全部は理解できないんだろうなあ~。まさに、Jonathanの生きた証。どこかでtwinkieが登場すれば楽しいけれど、そうはならなかった経緯を想像すると切ない。
この感想を書きながら改めて歌詞を読み返したり、CDを聞いたりしているのですが、
"what you own"内、「see」と「hear」の使われ方にしびれています。
他のミュージカルですが、「unlimited」「I'm limited」の対比も、なんでもないときに
ふと思い出してはじーんとしています。こういうところでハマっていったんだよなあー。すばらしい!最高!と長らくこじらせてしまってたときに出会った人の話はひとつ前の記事で書いています。

・ロジャー
初の堂珍さん!ロジャーが歌うたびに、昔ケミストリーが歌ってたチェルシーのCMを思い出して、チェルシー…と思っていました。あのCMほんと可愛かった。(あった!→http://www.nicovideo.jp/watch/sm1276844
お気づきと思いますが、今この感想を書いてて、圧倒的にロジャーに関する話題が
ないことに気付きました。
ロックバンドのボーカル、薬、風呂場で手首を切って死ぬような元カノ持ち、わたしが
一番近づかないタイプの人ですねえ…役ですら近づこうと思わないようで、自分でびっくり。単純にロジャーが絡むと意味がよくわからないからかも。
あのJohnがやっていても、歌はすごく好きだけど、ロジャー自体には激しい魅力を感じなかったもんなあ。
RENTのキャラでどの人物が好きかっていう質問をしたら、その人の思想が色々見えて楽しそうですね。

(そのほか)
・"Today 4 u"冒頭の♪Bustelo Marlboro Banana by the bunchの部分が好きなのですが、
♪バナナ~いっぱい~という訳になっていて、可愛くて嬉しかったです。なるほどたしかにいっぱい。(といいつつ、実はうろ覚え。いっぱいで合ってますよね…)
・"will i"「新しい」もしくは「新たな」という歌詞のところの女性の声がすごく綺麗です。
・パンフレット 見ごたえありますね。冒頭のJonathanの紹介のところで、19回繰り返された…という表現はなんだかぐっと来ます。しっかり読みたいと思います。
・Seasons of loveの名曲っぷりは広く知られたと思いますが、引けをとらない素敵なナンバーが劇中にはまだまだあることが、もっともっと知られたら良いなあと思います。
・Spiさん演じるベニーで、唯一フェイクが聞けて感無量。一箇所ですけど、聞けるとうれしいですよね。

このような感じで初クリエRENTの観劇は終了です。
10th anniversary、あのイベント自体もお祭りだし、キャストの経歴や長年の付き合い
で培ってきたものが全く違うとわかっているけど、やっぱり比べてしまうなあ。
RENT内で最も印象的なフレーズだと個人的に思っている、"No day but today"ではなく
"Measure your life in love 人生を愛で測ろう"を前面に推し出してるなら、
もっともっと劇中での愛を感じたいなあと思うんです。見えてるところでも、見えてないところでも。それは多分、公演を重ねていくことでずっと良くなっていくと思うので、まだまだ今後も目が離せないですね。そして、そうなればなるほど、マークの存在もずっと際立って、そこでまた村井さんが違う顔を見せるんだろうなあと思います。マークを演じる役者のファンの方々は本当に羨ましい!千秋楽付近でもう一回見れたらいいなあ。エンジェルシートに挑戦してみようかな~。


全然違う話ですが、公式のキャスト写真が似たポーズが多くてニヤッとしてしまいます。宮本さん・Spiさん・堂珍さんを横一列に並べて、だんだん近づいてくる感を楽しみたいです。小林さんも捨てがたいな!ついつい右手を上げちゃうのかな?

15/08/03 ORCHARD LIVE 2015@新宿ReNY

15/08/03 ORCHARD LIVE 2015@新宿ReNY 15:00/19:00
行って来ました!

ことの始まりは5月くらいになんとなく行ったレミゼ(初帝劇)、
B席でオペラグラスもなく視力も悪いため、殆どステージは見えなかったのですが、
まあ歌声に感動して、中でも上原理生さんのアンジョルラスの歌声に魅入ってしまって、放心状態で帰宅するということがありました。
ミュージカル好きの歴だけはまあまあ長いのですが、レミゼははまる時期が遅かったんですよね。
好きな作品ももうたくさんあるし、これ以上手を広げちゃいけないと自重していたんですが、映画がね…すごすぎたよね。
なんかこの件書いてたら全然感想に行き着けそうに無いので省略して…、
上原さんの歌声が聞きたい!→なに10月にアルバム発売コンサート?チケット購入だ!→FCに入るとアルバムに特典がつくの!FC入会だ!→10月遠いです!→この度の運びとなりました。

 

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会場着。「ブルボンプレゼンツ ORCHARD LIVE 2015」ということでロビーのテーブルの上につかみ取りしてください的にブルボンのお菓子がつめられたバケツが置いてありました。笑
おいしいよブルボン。ルマンドまじ好きだから。でもルマンド無かった…アルフォートばっかり…きっとキッチュ用に使われたんだな。客席で食べたらボロボロこぼれちゃうしね。ルマンド


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さてセトリ。素敵なセトリ…何度でも聞きたい。
この感じ、最近RENTのチラシでも見たな(^-^)
でもRENTのチラシの謎はまだ解けてないの。交わったりいろいろしてるやつ。

01.シーズンズ・オブ・ラブ
幕が上がると、みなさん横一列に並んでのおなじみのスタイル。
わたしがきっと人生で一番聞いている曲なので、思いいれもひとしおです。
ソロパートは交代で歌われていました。
わたしは上原さんと沼尾さんの歌声しか知らない状態でライブに臨んでいたため、
とくに昼は誰が誰だかという部分があったのですが(すみません)、
お昼にたっぷりソロを聞いて&最後の挨拶を聞いて出演者の方々のことを少し知った後の夜公演は楽しさが倍増した気がしました。おお~ここのソロパート歌うのね!という感じの嬉しい驚き。ほんと会社休んでよかった。笑

02.世界の王
SOLめっちゃ好き…と思ってたら続いてこの曲。
この曲を生で聞くのは2回目。初めてはシアターオーブで去年の10月にあった
フレンチミュージカルコンサートのときで、後半のいいところで聞いたので、
こんなしょっぱなに盛り上がり曲を!!とびっくりしました。
オーチャードの方々勢ぞろいですごく楽しい。バク転!!
現在公演中のエリザベートでトートダンサーをされている小南さんのソロパートもあって、う、歌ってるー!笑顔で!!とビックリしてしまいました。そりゃ歌いますよね。
それにしても本当に楽しい曲。ノリノリになってしまいますね。オルスタでミュージカル曲聞くライブ欲しいです。

03.僕は怖い
上原さんソロナンバーさっそくきたよー。
R&Jは世界の王とエーメーーしか知らないという勉強不足のため、初聞きです。
とにかく怖いんだなあと、馬鹿みたいな感想しか出ませんが、ステージ下手中央上手を
行ったり来たり、下手側でうずくまる姿にドキッとしてしまいました。
声楽家の方(というのでしょうか)を好きになったのが初めてで、どう歌声を受け止めたらいいんだろう?と思いながら、ただひたすら聞き入っていました。

04.Take Me To Heaven
女性陣によるシスアク!華花さんの一瞬も気を抜かない表情や動きがチャーミングでした。華花さんの色気でしょうか、、一瞬の表情が忘れられず(^-^)
後ろでコーラスをされてるオーチャードガール(勝手に呼んでる )はもう本当に可愛らしいのね…
これはライブ中何度も思ったことけど、目がたくさん欲しかったです。

05.今、わかったこと
客席後ろから大胡愛恵ちゃんが可愛らしくかごを下げて歌いながら登場~~。
イントゥ・ザ・ウッズも見なきゃな!
かごの中のマイクを次ナンバーの2人に渡すの、すごく自然だしぴょんぴょん跳ねてるところも可愛くてすごくいいなあ~と思いました。
可愛いしか言ってないですが、可愛かったなあ。森が見えた!!

06.輝く未来
さきほどの、「今、わかったこと」の途中で、いい感じに上手・下手から現れた
門田奈菜ちゃん・あらたしほうくんが大胡愛恵ちゃんに手渡されたマイクで歌い始めます。この曲も初めて聞きましたが、すごいね~甘甘な曲ですね。
あらたしほうくん(なぜかフルネームで書きたくなる)の、最後のガチ照れみたいなのがほほえましい…
あらたしほうくんのハモリ、とてもいいなあーと思った…彼はシンガーなのかなあ?
ソロだと、がんばれ!!と思ってしまったのですが、昼夜通して、ハモリでいい音が置かれていて心地よかったです。

07.パート・オブ・ユア・ワールド
オーチャードライブ終始楽しかったのですが、この曲を歌われた町屋美咲さんの歌声に
出会えたことが、本当に嬉しかったことのひとつです。
この曲とSOLのソロパートちょこっとでしかはっきりと歌声が聞けなかったのですが、
その短い間でも、多分わたしの好きな歌を歌ってくださるような気がして、この曲以降、美咲さんがステージ上にいらっしゃる間は、ずっと目で追ってしまいました。
上手だなー、好きだなあーと感じる歌が聞けると嬉しいですが、
その中で更にずうずうしくも自分の好み!と思う歌声に出会えることって滅多にないので、この出会いは本当に嬉しかったです。
今後たくさん聞けますように。表情もすごく素敵でね。なんだか挨拶も慣れてらっしゃる感じでしたね。
最後のビブラートが、深く広いと、きっともっとすごいと思う。。すごく心地いい波で、それが出来る方だと感じるし、ぜひ聞いてみたいな。
でも、あんなに出来上がっている歌だったので、そう歌われてる意図があるとしたら、
汲めてない自分が恥ずかしいばっかり。
やっぱり、わたし青色の曲好きだな~!

08.ゴー・ザ・ディスタンス
あらたしほうくんソロ!この曲も初めて聞きました。
キャラが立ってるのって、きっと何よりすごいことだと思うので、
お歌がんばってください!!!
後半は大胡愛恵ちゃんと小南さんのダンスが映える映える。
小南さんが大胡さんをリフトから降ろすとき、さいごにチョッとスカートを整えてあげるのが紳士的でやさしい。かわいい。リフトの基本なのかな?あと5秒長く居てほしかった!!

09.とびら開けて
小南さん&大胡さんのデュエット。
さっきも書きましたが、小南さん=トートダンサーの印象が強いので、ああ歌ってらっしゃる…笑顔で…と謎の震えを起こしていました。笑
すっごい微笑ましいナンバーで、最後大胡さんに「もっと変なこと言ってもいい?」(うろ覚え)と言われた後の小南さんの表情、セリフも歌も特にない一瞬の部分ですが、人柄が見えるようで素敵でした。
昼・夜でわたしの座席が上手下手真逆だったので、小南さん・大胡さんどちらのの表情も見れてよかったなあ!
最近明るい幸せな曲を聞くことがあんまりないので(結婚式の曲といえば「不幸の始まり」のシーズンです)キラキラで、可愛い&かっこいいカップルに癒されました~~。

10.踊り明かそう
美羽あさひさんソロナンバー。あさひさんの世界が堪能できました。
歌い始める前から、わあマイ・フェア・レディだーとわくわくする衣装や髪型!
終盤は華花さん・町屋さんもコーラスでいらっしゃって、特に町屋さんの表情がころころ変わる姿に夢中になっていました。
初々しいステージから完成された世界観まで、楽しみが幅広いすごいライブだなあとしみじみ感じました。すごい方たちのデュエットやコラボも楽しめるの…。ミュージカル好きでよかったと思いました。
全然関係ないですが、出演者の方のことを調べていて、あさひさんが広島出身と知って嬉しくなりました~!

11.私の好きなもの
この曲を生で聞くの、初めてで、可愛い歌詞なんだなあと改めて思いました。
歌われたのは龍澤幸奈さん。立ち姿が可愛くて…さっきから可愛いしか書いてないね。
ピュアな気持ちになりました。緑のドレス似合っていたので、いつかGreen dressを歌ってください(^-^)

12.Memory
CATSといえばこの曲!!
鎌田亜由美さんのソロナンバーです。すらっとして綺麗な方、
最後の挨拶でインドネシア育ちです!と仰ってたので、
わたしのイメージはインドネシアの人で定着(^▽^)大丈夫かな?w
ジェミマも居てほしかったな~歌声の対比を楽しみたかったです。ソロにならないからかな?

13.トゥナイト
上原さんと美羽さんのデュエットです。このお2人ペアのお辞儀は妙にかしこまったかんじででもちょっと可愛らしくて好きです。笑
トゥナイト、ラストは歌い上げるイメージだったのですが、目線も音色も遠くへ優しく届ける感じでした。音が高いのかなあ?
上原さんのデュエットが聞けるのほんと楽しかったです。2時間の間にいったい何人の女性の方と!!!
お相手に合わせて、歌い方がかわるのかな?とか、物理的な距離感は違うのかな?とか、リアルタイムでワクワクしていました。歌声に関して、情けないことにわたしには
語る力がないのですが、表情は毎回違って、見ているわたしが毎回照れてしまいました。。
今度のアルバム発売コンサートのデュエットも本当に楽しみです。
上原さんはどなたと歌うのが好きなんだろう?(^-^)

14.あんな人が
門田奈菜ちゃんのソロナンバーです。
この曲も初めて聞きました。「ジキルとハイド」も実は手を付けられてないんですね。
あんな人がいたら の歌かあ…
「あんな人が」「僕は怖い」聞かなきゃな。

15.ブイ・ドイ
動画でめちゃくちゃ聞いていた上原さんのブイ・ドイが聞けるとは。
後半の合唱部分では、スーツ姿の男性陣が登場。
上原さん、声量すごすぎてマイク要らないんじゃないか…。
ミュージカルのナンバーを本人が歌うのか、役で歌うのか、このライブ内でも様々な気がしましたが、上原さんは、歌がすごすぎて、上原さんですよね。逆に、役が上原さんになるのかな。
衣装ですが、ラフな格好からスーツになったり、スーツの色が変わったり、シャツの色が変わったり、ネクタイがついたりで、出てくるたびにどこかしらがチェンジしていた気がします。女性陣よりもお着替えが多かったのでは?どちらもお似合いでした…。

16.我が心の夢
引き続き、今度はオーチャード女性陣によるミスサイゴン
華花さんの低音の音の入れ方がすごく気持ちよかったです。きれいにはまる音と、曲がずっしり来る~。
ミスサイゴン全幕見た気持ちになりました。見たことないんですが。

17.神よ何故?
山田元さんのソロナンバー。
冒頭は、上手側の客席に降りる階段に座って歌うのですが、座席がすごく近かったので、きれいなお顔だなあ~~と間近で凝視してしまいました。あごのシャープさが、すごい…。
すらっとした長身で、整っていらっしゃって、髪をひとつにむすんでいるのも、歌声も素敵だったので、ぜひ!!女の人をたぶらかす役をやって欲しいです。笑
山田さん、夜公演最後の挨拶のときでは、夢はいつかはマリウスをやること、そして上原さんのようにアンジョルラスをいつか…!と仰っていて、レミゼの一幕さながらに上原さんと熱い握手を交わしていました。それ本物のやつ~~!使えますね。
間奏で、顔を歪める一瞬すごくかっこよかったなあ。
ぜひ上原さんとデュエットしてほしかったなあ。女性と違って、高音のアドバンテージが無いから、声量でかき消されちゃうのかな??
どんな歌が出来上がるのかわからないですが、どういう風に作りこむのか全然想像が
つかなくて、どんな歌がきても驚き&楽しめそうなので、次回ぜひやってほしいなあーと願うばかりです。

18.Come What May
上原さん&華花さんのデュエット。
冒頭で華花さんが、先程の山田さんと同じ位置に座って、下手で立って歌う上原さんと
見つめあっているのですが、昼の座席がね、完全にわたしはお2人のその延長線上だったので、まじでつらかった…。上原さんーーー華花さんーわたし という位置。
こんな表情でずっと見つめられながら歌うのって、どんな気持ちなんだろう、、
ちなみにわたしはずっと恍惚としていました。

19.キッチュ
この曲!!!!イントロでまさかーと思ったら、
客席後方から小南さんがなにか配りながらやってくるじゃない。
ルキーニがエリザベートの劇中でやるのと同じ動きで配っていたのは、大袋のルマンド的なやつ。いやいやいや!え!うそでしょ!!!
首にかける紐?縄?も赤白で何かおめでたい感じだし、ルマンド的なのはあの木の箱みたいなのにみっちり並んでるし、色々わたしの中で持っていかれた感が強かったです。ほんと笑っちゃった。
「とびら開けて」では思わなかったけど、大好きなウィーン版kayaさんのような声色のように感じて、テンションがあがりました。いい意味で洗練されすぎていない、
小南さんルキーニの歌声すごく良かったなあ。オーチャードの方々はみんなシンガーなのかしら?
小南さんが、夜公演最後の挨拶時に、いい話風にみんなが挨拶を述べる中で、僕が今日
この公演でここに立てているのは、全てブルボンさんのおかげです!ありがとうございます!といわれていたのも、今思い出すとすごい面白いです。出演者の方の中でいちばんブルボンに感謝されてました。
また、挨拶時にあらたしほうくんに助け舟を出されてる姿もやさしくて、地方公演の会場名をそらですらすら言えるなんて、いい人なんだろうなあ…。関東の人からしたら地方かもしれないですが、その地に住み、言い間違えるべくも無いなじみのある会場で、その公演が始まるのをめちゃくちゃ楽しみにしてる人もいるので、その気持ちを踏みにじらない感じが嬉しいです。ただ単にご出身が近いからかもしれないですがwひとりでじーんとしていました。
ちなみにお昼の挨拶では、小南さんは言葉に詰まっちゃって、上原さんに「大丈夫か」といわれ、「最近ステージで言葉を発してないので…」と返して笑いが起きていました。トートダンサー絡みほんと嬉しい!あと、上原さんの「大丈夫か(いい声)」絶妙ですごく好きw
席があと二つ隣だったらわたしもルマンド一袋もらえたのになーくやしい。

20.私だけに
エリザベートコーナーほんと歓喜!!美羽さんシシィです。
現在絶賛公演中のエリザベート、当然見てるよってお客さんが多かったような雰囲気で、美羽さんが歌われている途中で前列のお客さんがザワついてるのがみえました。
なんとなく言ってることがわかるような気がするのは、きっと気のせいじゃない…。
力強い裏声に安堵しました。
細部に気を遣って遣って映える曲ですよね~。歌唱の難易度もですが、
歌の解釈だったり、本当に難しそうな曲だなあと思いました。すごい曲です。

21.最後のダンス
上原トート&美羽シシィ&小南トートダンサーの非常においしい感じで!!ありがとうございます!!!
これは!!エリザベートでした!!完全に!!!美羽さんのシシィの表情ぐっと来た…
惹きつけられてるような、無意識に手をとってしまって、そしてふと我にかえって
恐ろしさを実感してる表情。近くで見れてよかったなあ…。
トートはもっとシシィをめちゃくちゃにしてもいい!!!これは完全にわたしの好みですが!!!そんな姿が見たいというのが大きい!!!ビックリマークが多い!!!!
上原さん背が高いから腕も長くて、ひじの位置が合わなくてホントにボキッといきそうだからかな~~。
オーチャードさんがツイッターで挙げられてたリハ画像を改めて見てると、ああこのシーンかなって思い出してドキドキします。
小南さんに組みしだかれる美羽さん、足で支える小南さん(語彙…)、なんか色々本当に見たいところがありすぎて、目を3つっていうか3組くださいって感じでした。
上原トートは邪悪な上原さんかと思ったら、本当にトートで、ドキドキしてしまいました。いままで聞いたどのトートよりも太いイイ声の、男ーーーってかんじのトート。
わたしの一番好きな人は闇が広がるで舌なめずりしちゃうようなトートをやるんですけど、やりかねない怪しさありました…。そしてダンスは可愛かった…腰が…。
夜公演の「闇の中からー」(うろ覚え)は、僭越ながらわたしのイメージする上原さんの歌声よりもかなり荒々しくて、こんな感じの歌声もあるんだなあと思いました。
一度エッジボイスっぽいかんじの歌い初めが聞けたときも、ヒャー!となりました。ほんと会社休んでよかった!

ここでMCがはいり、上原さんが沼尾さんを紹介されます。
沼尾さんとの掛け合いは、「一言お願いします」「今日はなにを歌っていただけるんですか」「よろしくお願いします」の3言で両公演とも進められていました。この司会も好きです。笑

そしていよいよ沼尾さん!!グリンダー!
CDで歌声をたくさん聞いていたこと、また沼尾さんグリンダに密着したテレビの映像を直前に見ていたこともあり、これがレジェンド…ともう姿が見えただけで感動(^-^)
-Guest Corner-
22.スィンク・オブ・ミー
クリスティーヌだよ。投げたよね、ストールっていうんですかね、ストールを…
わたしのキャパをオーバーする歌声で、表現することが出来ませんが、美しかったです。

23.ア・ホール・ニュー・ワールド
上原さんと沼尾さんデュエット!上原さんの需要がすごい。
他の曲よりも抜けたようなやわらかい歌声で、あれが上原アラジンなのかしら(^-^)
ホールニューワールドの、「素晴らしい世界を」の部分と、最後の男性パートの「見つめよう~」の音がもともと大好きなのですが、とくに「素晴らしい世界をーーーー」は今まで聞いた中でいちばん素敵でした。伸ばしの中で入ってこられる沼尾さんの歌声もキラキラしていて。
歌い終わった後にそっと上原さんの肩のあたりに頭を寄せる沼尾さん。に、おずおずと応えるように見える上原さん(特に昼…)。

24.ポピュラー
グリンダだよ…
完全にウィキッドの劇中でした。グリンダが喋ってるし、歌ってる!!
沼尾さんは役になる方なんですね。完全に四季劇場でした…
お礼はいいのよ~~で、音楽監督・演奏をされていた宮崎さんが手を振って応えられていました。こういうの好きw沼尾さんの素の笑顔も素敵でした。

25.明日への道
この曲も初めて聞きました。「ルドルフ~ザ・ラスト・キス~」、
先日amazonで3枚組みのミュージカルDVDを購入し、
さて見ましょうかねぇ~Drewが見れるぞー!と意気込んだら、ルドルフのDVDがないじゃないの…太陽王・1789・ロックオペラモーツァルトの3枚組みだったんですよね。なんで勘違いしたのかは謎。。
しかし1789が思わぬ形で手元に届いたので楽しんで見ています。なぜか、キッスをするシーンでディスクの読み込みが止まるので、そこを避けないといけないのが少々面倒です。脱線した!
上原さんソロで、沼尾さん以外のみなさんのソロパートもあり・コーラスありで、
11名の勢ぞろい感が楽しかったです。
舞台映像も見たことがないので、実際にはどういう扱いの曲かわからないですが、
「あなた達が時代の主役だ」(うろ覚え…)のような歌詞のときは、、
上原さんが客席を上手から下手までをぐるっと指さしながら、力強い表情でお客さん一人ひとりの顔を見ているような感じでした。
多分この曲だったと思うのですが、男性陣に歌をバトンタッチして、上手側の階段から客席に降り、センターブロック最前の人と握手?ハイタッチ?をするシーンも。一節くらいですぐ戻っちゃうんですけど。
あの列は上原さんのFC席なのかしら?と、うらやむサイドブロックのわたし。笑

26.オン・マイ・オウン
ここで全員がはけて、華花さんによるオン・マイ・オウン。
さっきのにぎやかな雰囲気が一転、華花さんが一人で歌い出す流れは
エポニーヌっぽさのある、哀しい素敵な演出ですね。
華花さん。SOLでの最後の女性ソロパート、Take Me To Heavenではじける姿、我が心の夢でのミス・サイゴンの世界へ誘う歌声、そしてこの曲、きっとすごく作品を
大事にされる方なんだろうなあ、と感じました。そういう気持ちの強い方がわたしは好きです。あと衣装も可愛くて~~とくに、冒頭の白いトップスにデニムのサロペットのときは可愛らしさにびっくりしました。勝手にイメージしていたよりも小柄な方でしたが、特にシスアクの存在感はすごかったです。踊る踊る!笑顔笑顔!見ているこちらがニコニコしてしまいますし、お客さんのこともすごく見てくださるなあと思いました。
お客さんの表情を見ながら歌ってくれる方、あさひさんのようにステージで遠くをみつめるように歌われる方、ステージで歌うときの立ち振る舞いって当然だけど一人一人違うんだなあと思いました。
歌によっても全然違うのだと思いますが、とくに自分の好きな人たちが、どういう気持ちでそこに居てくれているのか、あるいは居たいと思ってるのか、聞いてみたいなあと思います。
それにしても、あらたしほうくんのような、歌ってるときに手をにぎにぎしちゃう初々しさも、新鮮で楽しかったな。笑

27.時が来た
上原さんの最後のソロナンバーです。
ファーストアルバム発売が10月に決定されているので、
今回のライブはその中から歌う曲が多いのかな?と思っていましたが、
この曲、ブイ・ドイ、トゥナイトの3曲が抜粋されましたね。
ライブのプログラムは、英語表記と日本語表記が分かれていて、その表記どおりの言語で歌われるという、こういう日記を書くときに大変ありがたい感じwなのですが、
上原さんのアルバム(今のところ、全て日本語表記ではない)も日本語でうたわれるのかな。そうだといいな!!上原さんの歌う日本語は本当に強くてしなやかで芯があって、それが自然に理解できるというのは本当に嬉しいことです。
ミュージカルは様々な国や場所で、様々な言語で歌われていますが、
ああ英語が完璧に分かればなあとか、カナダのケベックに生まれてたら英語もフランス語も話せたのにとか、フランス語履修しとけばよかったとか、ドイツ語の先生独特な人だったなとか、わたしはミュージカルを楽しむと同時に、言語に関してコンプレックスを持つことがたぶん多くて、それで日本のミュージカルをあまり見ないようにしていた部分があるのかなあと、今ふと思いました。
そこを帝劇レミゼ観劇で上原さんにガツーンと覆されたために、今こんなにのめりこんでる状態なのかなあ。
感想書いてる中であれですが、どうして急に上原さんにはまったのかな?!どこが好きなのかな?と考えているところだったので、なんとなく答えが見つかった気がします。なるほど~。
この曲について、わたしの中でCarsten Lepperさんの歌が長らくNo.1でしたが、そんな感じで上原さんがBestになる日が近そうです。

28.民衆の歌
「時が来た」を歌い終え、お客さんから拍手を受けながら始まるこの感じ(;_;)
この曲はやっぱり特別ですね。
ていうか、上原さんは今まさにアンジョルラス!!!本物!!!!すごいこと!!
3mくらいの距離で聞けるとは思わなかったです。
そして、徐々に沼尾さんを含む出演者の方々が列に入り、大合唱になります。
最後の大団円にふさわしい!でも、あっという間すぎて、もう終わり?と寂しくもなりました。
締めはあのポーズ!あれライブ中で三回くらい見たなあ。似合いますよね。。

幕が下りますが、盛大な拍手でアンコールへ。
ここで初めて出演者の方々の自己紹介含むお話が聞けます。
ミュージカルのこういう形式のライブに参加したのはたぶん始めてなのですが、
あさひさんが冒頭のMCで仰っていた、「ノンストップで2時間」は、ホントに嘘偽りなかったですね。
冗長なMCも無いし、新旧織り交ぜた曲、照明もキレイで、もちろんみなさんの歌で
楽しませていただいて、あっという間でした。
出演者の殆どの方を存じ上げなかったわたしからすると、もう少し喋ってもらって、
キャラをアピールしてもらってもいいんですよ!というか、教えてください!!と思うほど喋らないんですねぇ~。でも、おかげで楽しかったのかもという気持ちもあり(^-^)
頂いたプログラムに、簡単なプロフィールが載っていると、もっとみなさんのことよく知れたかなーと思いました。
開演前に耳に入ってくるお客さんの会話、出演者の方のご家族やご親族、おなじスクールの同級生や同業者の方々かな?という雰囲気で、ライブとはいえ、発表会的なものも兼ねてるのかしら?と感じたので、こんな長々感想書くのもどうかと思うのですが、ミュージカル好きな客として、すごく素敵な時間を過ごさせてもらえたことを、書いておきたいと思ったので書いています。
なんかね~この辺の感覚がね、全然わからないね。普通にチケット買って、楽しんで、早々に帰宅する選択肢しかないものだと思っているので、ほんとただの客だなーと実感しました。笑
はっまだアンコールについて書いてませんでした。

<EN>29.You Can't Stop The Beat
踊るよー!の前フリどおり、歌い・踊る楽しいナンバーでした。
ソロパートも入れ替わり立ち代わりで、沼尾さんの満を持して出てくる感じや、
上原さんの、ガラリと雰囲気を変えるひく~いわる~い感じの歌声も面白かったです。存在感すごい…。
歌わないときの位置はやっぱり…笑(^▽^)照れてしまいました。
ステージはそんなに広くないので、ぎゅうぎゅう状態でしたが、顔を見合わせて笑っていたり、楽しそうにパフォーマンスをされている姿は、曲調も相俟ってこちらもとても楽しくなりました。
ここで見納めにするにはもったいないパフォーマンスだったので、定番化してくれたら嬉しいな~!こういう終わり方してくれると、ほんとに良い気持ちで帰れますね。元気になりました。

最後は手を振ってくれて、幕が下りて、おわり。楽しかった!!って何度も書いてますが本当にその一言です。

オーチャードライブ2015、2015って付いてるってことはきっと次回もあるよねーー
記念すべき第一回目と銘打って開催されるフェスにわたしが行くと、一度きりで終了するという恐ろしいジンクスが続いているんですけど、お客さんたくさん入っていたし、大丈夫ですよね(;_;)
開演前のBGMがミュージカル曲だったのがうれしかったです。RENT!CATS!Elisabeth!れみぜーーー!昼の開演前のBGMがich gehor nur mirでエリザベートにがっつり心を持っていかれていましたが、プログラム一曲目のSOLで見事に引き戻してもらえてうれしかったな!
ステージもぎゅうぎゅうでしたが、客席もぎゅうぎゅうだったなあ。
結局立つライブならあの椅子の位置も普通ですが、ずっと座りっぱなしであの間隔は近い!!おかげで最後列もたぶん近いはず!!最後列センターと、4列目両端は、直線距離は同じくらいだったのでは。昼でおしり痛めたので、夜はゴソゴソして保ちました。
あと、フー!の音はマイクにすごく拾われてしまうこと、女性が高音で歌い上げるところは、特にマイクとの距離をちょっと気をつけてもらえたら、耳に優しいかなあと思いました。
照明きれいだったなー。シャンデリアは降ってきませんでした!!昼夜分2個あったのにー。笑
今日の3時のおやつに、ロビーでつかみ取りしたアルフォートを頂いて、思いを馳せました。ブルボンさんありがとうございます。
9月にも楽しみなことがありますが、うーん…8月末にも、BROADWAY MUSICAL LIVE2015というものがあるらしいよ!!!
3日かけて感想を書いてる間に、オーチャードさんがツイッターでセトリや写真を挙げてくださってたので、
ありがたくお気に入りに入れさせて頂きました。ルマンドじゃなかったみたいですが、いいやw
それでは長文お読み頂きありがとうございました!この翌日に見たエリザベートの感想も書きたいの…