日記

なかなか続かない日記です。好きなものについて書けたらいいなー。いまはミュージカル熱がアツイ。好きな楽曲のあるミュージカルを見に行っています。

15/12/09・10 PRINCE OF BROADWAY マチネ・ソワレ・千秋楽②

ACT TWO
10日マチネ。音楽が始まる前、幕の奥から陽気な声が聞こえてきます。20列目からでも聞こえるとは!驚きです。

01.Entr'acte
02.Company
歌詞を読んでると、PoBカンパニーの歌声で再生されるのが嬉しいです。無駄にDavidパートを把握してしまいました。歌詞を見てると、そこDavidの台詞じゃないはずなのに?と言うところがありますねえ。PoBバージョンの割り当てでしょうか。

Joshさん、クックロビン音頭みたいな階段の上り方をしなくなってる!!東京楽で見逃してしまった分のリベンジを兼ねて来ていたので、それはもうショック。
(10日マチネで辛うじて見れて救われます。あんなひょうきんに階段を上る人、見たことが無いですねえ~。)セット一階に降りて、ポケットに手を突っ込み顔をやや突き出して笑顔で言う♪Bobby bubbiも、笑顔なんですけど、フワァ~~!という雰囲気が減っていて、この辺りに関しては以前の方が好きかも。それはもう素敵な笑顔をされる方なんですよ。
今までRaminそっちのけでひたすらDavid&Jenny夫婦を見ていましたので、今回も書き残しておきます。9日に見たご夫婦はもうすっかり安定していらして、東京で感じたあのヒャーッ!というワクワクドキドキキラキラ感はどこへやら、随分落ち着かれたものです。10日マチネのご夫婦。いつもならすぐセット手前に来て、上手側Jenny/下手側Davidの位置でお互いの体に手をまわし抱き合うのですが、この日はなんだかJoshさんがいつもの位置に来るのがゆっくりで、じっくりと階段上から階段下にいるJennyに話しかけています。千秋楽でしんみりモードに入りきってるわたしにはDavidが寂しい笑顔で別れを惜しんでるように見えて切なくなります。その角度から顔を真正面に向けたままJennyを抱き寄せるものだから…。10/24マチネから12/10ソワレまでずっとときめきをありがとうございました。大好きです。
Shulerさん→EricさんになったCompanyはハーモニーがまた変わって新鮮です!その歌声を意識していなかったのですが、このメンバーのハーモニーをShulerさん一人の低音で支えていたということに気づかされます。Ericさんが歌われることで、歌詞が耳に入りやすくなりました。ここでも♪Want somethingと歌われてたのかー。
オケピが無くなったので、ラストの♪YouにFredさんが絶対に入らなくなってしまったのが寂しいな。きっとRaminだったらまた巻き込んでくれたはず!

03.Ladies who lunch
東京楽付近で頻発したEmilyさんJoanneのイヤリング落下事件(大げさ)のためか、イヤリングが無くなっていましたね。東京楽以降、なんだか気分がすっきりしないときにはいつも頭の中で「Ahhhhhhhhhhhh!」と代わりに発散してもらっていたので、生で聞けて嬉しくなりました。この先も、もやもやした時にはこの歌を思い出したいと思います。あんなに顔を真っ赤にさせてらっしゃったかしら。
9日マチネでは、「Does anyone still wear a hat?」の部分、一単語ずつ間を空けて、客席を確認するように見渡しながら言われていました。
10日マチネのDavid&Jenny夫婦、妻を演じる~の箇所でDavidの方からJennyをチラリ。ぎゅっと手を握ったかどうかは定かではないですが、Jennyは振り返りませんので、顔を見合わせることなくコンタクトを取る二人にぐっとくるものがありました。

04.Being alive
歌の入り(♪Someone to hold you too close)が毎回本当に違うので、いつもすごく楽しみにしていました。RaminとEmilyさん、舞台上のその時々を自然体で楽しまれていると感じたツートップですので、その応酬たるや!もしRaminとEmilyさんのデュエットがあったとしたら、フェイク合戦もあり得ただろうなあ。すごそう。えーなにそれ見たい…。
英語で文章を書くときに、大文字で書くことでその部分を強調するという意味がありますが(ですよね)、その大文字になっている部分が見えるような歌い方でした。単語が空中に浮かんでいるような感じ。
後半、世界が開けたかのように照明がRaminを照らしますが、まぶしい!!こんなに明るくなってたのかー。
9日ソワレでは、MariandさんJennyの「Don't stop now. Keep going」の言い方がゆっくりに!(Don'tとstopの間に間があります)すごく耳触りのよい声ですよね。SDでお会いした時に感じたのは、MariandさんとBryonhaさんの声の甘さ!お二人とも違う甘さだけど、すごくキュートです。
やっぱりEmilyさんのパートナーがEricさんだとボウヤ感があります。EmilyさんJoanneとShulerさんLarryのご夫婦は絶妙なバランス感なんだなあ…。
手をつないで仲良さそうに帰るDavid&Jenny夫婦も見納めです。NancyさんSusanとTonyさんHarryの介護感ある、お互いを労わりながらの去り方もじんわりきます。Companyを見ないといけません。気づけば頭の中の歌声はすっかりRaul EsparzaからRaminになりました。

05.Lovely
ナレーションと共に垂れ幕が下手・中央・上手と降りてきますが、オーブよりも天井?吊りさげる所?が低いのか、幕が降り切った時に床に当たる「パッン!」という音の三連発にびっくりしました。なかなかうるさい!
しかし一番手の下手側幕の「パッン!」は、演奏に合った良いタイミングで降りていて気持ちがよかったです。もしや音と合わせて降ろしてるのかしら と思いましたが、真ん中・上手は別に…という感じだったな。わたしの見た3/3回ともそうでしたので、下手の人はやるなあと思いました。あっ、というかもしかして同じ人が降ろしてる?だから一つ目はスタンバイばっちりなのかな。
9日マチネ。Hero右肩の部分からMolina・ザ・おじいちゃんダルダルシャツが見えてしまっていますよ!!!本当に着てるのね…とニヤニヤニヤニヤしてしまいまして、すみません。このナンバーではずっとJoshさんHeroをオペラグラスで追っているので、よほどの前列じゃない限り&オペラグラスの視界の中に入ってこない限り、KaleyさんPhiliaを見ていません。まさかのsound onlyですよね。きっと同じような理由でPhiliaしか見てない方もいらっしゃると思うので、トントンだと思います。見えていないんですが、Heroの表情で、あっ今Philiaがこっちを向いたんだなとか、今笑顔なんだろうなとかがわかるんですよね。見えていないんですが、聞こえてくる歌声がよりLovelyに感じられて本当に可愛かったです。千秋楽が一番の軽やかさで、小鳥かと思いました。
Heroはずっとおバカなのかと思いきや、Philiaがあさっての方向を向いてるときには「まじかよこいつ」という表情に見えることもあり、しかし「You don't need anything!」と嬉しそうに辺りを駆け回った挙句高貴なおパンツも晒す姿には、やっぱりおバカなのかしらと感じたり、謎キャラです。さっきまでBobbyに説教ぶっこいてた人と同じ人には見えません。すごいなあ。

06.Buenos Aires
PoBで使用されている曲、初観劇時は知らない曲が多かったのですが、今ではどのナンバーも大好きです。この曲は本当に大好きになりました。MariandさんEvaが暗闇の中、後ろ向きでスポットを浴びて立っている姿、あれはポストカードにした方がいい。初めてPoBを見た時に感じた、静から動への一瞬の振り切りに、わたしはすっかり虜になった。その後はパブロフ的に、Mariandさんが後ろ向きに立っていらっしゃる時点で心の中で拍手喝采です。あのナンバーで手拍子が起きなかったのが不思議です。
本当に高ぶるナンバーでした。

07.A New Argentina
Raminの胸板に目を奪われて、いつも一瞬で終わってしまいます。歌もですけど、胸の盛り上がりがすごいですよね。Emilyさんの看板ブン回し芸は東京楽のみだったのかしら。
Shulerさんのモッサリシルエットが大好きなので、愛おしくて仕方がなかったです。あの腕を上げたり降ろしたりする動き!!目が離せませんでした。かわいいよーー。

08.Don't cry for me argentina
Mariandさんの歌の緩急がすごいです。Buenos Airesから一転、優しい歌声に心が洗われる思いですが、ホワーとなっているとまた圧の強い歌声で掴まれます。
10日マチネ、これが最後だと思うと涙が抑えきれませんでしたねえ。もっとMariandさんに心を揺さぶられていたかったなあ。ラストのEvita!Evita!のコールも大変激しかった。誰か別のこと叫ばなかった?という気さえしています。絶対言ってたよね。男性!気になる!!

09.Broadway baby
♪oh gee!の裏声が無くなりました。「I'm talking to you, sir」でウィンクをしたように見えましたよ。
ウィンクといえば、唯一書けていない11/19(木)マチネLadies who lunchのときに、Bobbyにウィンクしつつ背を向けるJoanneを見ました。その時は唯一の下手側席だったので確認できただけで、もしかしたらいつもなのかも。素敵でした。
そういえば、今のEmilyさんのFBのプロフィール写真はご覧になりましたか。かわいい~~~~こういう写真絶対撮らないイメージだったので、撮っちゃうんだ?!と驚きました。撮っちゃうんだ?!可愛すぎです。美しくてかわいいってスゴイね。あらゆるイメージの逆を行かれる方だなあと感じます。すてき。

10.Times square Ballet
11.All I need is one good break
12.Broadway baby
13.Gentleman Jimmy
14.Little old New York
15.This must be the place
Joshさんプロデューサーが振り返った時の「わっ悪いなあー!」という顔が大好きです。毎回「うわーー今日もわっるい顔だなあ」と笑ってしまいます。いつ見ても大変悪い顔!安心します。音楽もコントか!というような雰囲気。ほんと好き!笑う!!
Ericさんプロデューサーは、9日マチネでブーイングを出した後に捌ける方向を間違ってしまったようで、一回捌けたと思ったらまた戻ってきて更に奥に去っていきました。Little old New York隊の出の位置と被ってしまったのでしょうね。
Gentleman Jimmyでは、初めてRaminのことをいやらしい~!と思ってしまいました。Kaleyさんと背中合わせで上手側から下手側に
モソモソ動く際のわずかな時間、後ろ向きなのに、Kaleyさんの手首の上あたりを握ってる~~!10日マチネだったかでは、Kaleyさんの手を覆うようにぎゅっと握ってる~~~!Raminは若い女の子と常にペアでいいなあ~と思っていましたが(キスシーンが何度もあるの、いいよね。他の男性キャストの方々…)、あれだけ濃厚なTonightのキスをしててもまだいちゃつき足りないのかしら、というかだから足らないのかしら。
そんなRaminさん、千秋楽は走り高跳びのようなポーズで跳んで捌けて行かれました。クルッとターンは無くなったのね。
9日マチネで柚希さんの表情を初めてじっくり見たのですが
Tonyさんプロデューサーとの出会う直前、Broadway babyで今までとは違うキリッとした表情になる所、すごくすてきでした。Joshさん・Shulerさん・Ericさんプロデューサーたちの前で見せていたアタフタした動きや表情から一転、表情と共に明らかに変わる空気に、こちらもなんとなく姿勢を正してしまいます。東京ではあの脚の美しさにずっと目を奪われてたんだなあ…。Tonyさんの登場の時のいかにも!な音も良いですよねえ…いかにも!!という感じです。帽子を投げる時のポーズ(思い浮かべるとどうしてもお尻が中心に)、かっこよすぎる。
This must be the placeでは、舞台中央タテ一列になったときのJoshさんとRaminの並びに注目していましたが、お話に聞いていた胸筋ドン(Raminがあの厚い胸でJoshさんを前に押し出す動き、しかもJoshさんは動じない(スゴイ))は見られず!いいなあ見たかったー!一歩前に出るたびにJoshさんの腕の上の方→ひじ→手首を順番に(逆かも)掴んでるのは見ました。二人がテレッ!の音でクロスするときに、RaminがJoshさんのおしりを叩いたのも確認しました。


16.Now you know
なんと8つも連続で失敗してしまったEricさんPrinceは、新聞を丸めて持ち、横一文字にすごい勢いで振ります。ShulerさんPrinceがももに新聞紙を叩きつけるあの音がいかにスパイスになっていたかを知ります。スゴイ物足りなかった!今書いてて気づくんですけど、あれもShulerさんが出してる音なんですねえ。
この音といい、Sweeney Toddの剃刀の音といい、Shulerさんが発生させる音が気になって仕方がないなあ。ここがShulerさんのすごい所なのかしら。PoBが始まる前、萌え袖でつり革を掴んで電車内の広告と一緒に写ってる写真を見た時には無かった気持ちです。声、歌、大きい体、険しい目つき、雰囲気、もう武器ばっかり持ってる…のにあの安心感。好き!ピンポイントに音に反応したのはたぶんShulerさんが初めてです。Ericさんのときには聞けなかった音がShulerさんだと聞けるということは、Shulerさんご自身で創ってるということだと思うので、そんなことって有りなのーという気持ちでいっぱい。歌声以外の音は、演奏陣の領域だと当然のように思っていたので、その領域をゆうに乗り越えて魅せられてしまって、なんかこの先こんなに感動する発見があるのか不安だなあ。そんなわけで、千秋楽であの音が聞けたときは嬉しかったです。何回も見たからこその楽しさだろうなあ。通う楽しさまで知ってしまった。
Now you knowの話が出来ていませんでしたね。この曲の歌声の男らしさwと表情と動きにやられっぱなしです。この曲、驚くほどあっという間に終わってしまうんだよなー(JoshさんMolinaにスタンバってる線も濃厚)。

17.This is not over yet
Shulerさんの看守の貫禄を再確認、、たった2言3言言いながら通り過ぎていくだけなのに、あの存在感。感想書いてるとShulerさんが好きすぎるという話になってしまいますねえ。声の太さとスピード、話し方、全て絶妙なんだなあと感じました。すべてが綿密に作りこまれていて、かつ自然に聞けるということが嬉しすぎるなあ。あれが当然だと思ってはいけないんだな。
Tonyさんの声の圧が初めから最後まですごすぎて、この歌声を聞けている現実がすごいことを認識できないまま、いつも気づいたら終わっています(JoshさんMolinaにスタンバってる線も濃厚…すみません)。あのTonyさんが、奥さんのことを歌う歌ってそれだけでぐっと来てしまいます。

18.Dressing them up
Molinaがより美しくなっている…
左右に分けた長い前髪(そんなの前からあったかなあ?全部後ろにまとめてたような)が顔にかかるように前に出てくることがしばしばあったんですけど、その顔が恐ろしく美しく格好良かったです。ええ~Molinaさん…ヴァンパイアみたいになっていますよ。
何回も書きますけど、HEARTで漫画のような表情をしていた人と同じ人には見えません。長髪も似合いますねえ。
9日マチネでは、歌っている最中に左側の羽織がずり下がってしまって、左肩から腕まで露わになるMolina。この時のわたしの動揺が伝わるといいなあと思います。
確か♪Balenciaga it was あたりで直っちゃったんですけど、そのままで良かったのになあ~と思っていました。
10日マチネでは、最後の「Thank you very much!」が「アリガ↑トウゴザイマス!」になるというサプライズ。いや~~遊ぶね!遊んじゃったわね~~Joshさん!!ここに来て!遊んじゃうじゃないの~~。(すみません)しつこく注目し続けてきた♪Unlikeの部分の動き、なんだか今日はおざなりですねえ(これじゃ感想かきづらい(しかも覚えてない…))と思っていた所での「アリガ↑トウゴザイマス!」だったので、ここに意識が行ってたのかーと思うとちょっとかわいく思えてニヤニヤしてしまいました。きっと内心ドキドキしてたのでは。ベットに寝っ転がる体勢の調整も、いつもより時間が掛かっていましたよね…。
あーそれにしてもこんなこと、事前に教えてくれれば…わたしのイメージするJoshさんMolinaは、力強いアリガ↑トウゴザイマス!というよりももっとこう、オネエっぽいというか、「ありがとぉん(はあと)」みたいな感じなのよね。(映画版のMolinaとも違う感じ~~)今までおかまボイスを織り交ぜた歌声だったのに、急にイイ声の男っていうか真人間に戻るから、RaminのClarkともまた違う感じ。ひーこんなに言ったら気を悪くするかしらね。でも非常に嬉しいサプライズでした。お客さんみんなそうだったと思いますが、アリガ↑トウゴザイマ『うぉーー言ったーーー!』的な感じで、曲の終わりを待たず拍手が起きていましたから。立ち上がってもおかしくない熱気wこのナンバーを見ているときが、2015年最も何も考えずにただひたすら楽しかったです。映像ほしかったよー。

19.Kiss Of The Spider Woman
10日マチネ、JoshさんMolinaの余韻がすごすぎて、ちょっと柚希さん待ってください!ちゃんとした気持ちで蜘蛛女が聞きたいので、にやにやが止まるまで待ってください!という気持ちになってしまいました。
柚希さんの歌い方がすごくたっぷりとしていた気がします。オケがいつも通りの速さで行ってしまうの惜しいくらいでした。「成功も」は普通の歌い方、「吹き消すのだ」はアレンジして というのがパターンになったのでしょうか。「成功も」が好きだったのでちょっと寂しい!
柚希さんもオペラグラスで見てるとアレッ今こちらを見てくださっている?!と思う時があって、そのたびにドキッとします。柚希さんの蜘蛛女中毒になりました。また聞ける機会があるといいなあと思います。今年は行くコンサートやミュージカルのほぼ全てに宝塚のOB?OG?の方がいらっしゃったので、人生でほぼ初めて宝塚について触れる年になりました。Joshさんのアレコレを通じて というのもありますが、いろいろと知らないことを知ったり、お話を聞いたりしてすごく新鮮でした。
PoB補正もあるかと思いますが、宝塚OGの方の中で一番好きだなー柚希さん。ビブラートの幅が心地よいので、それだけで魅力的です。千秋楽の日に拝見した、ファンの方々からの「いってらっしゃ~い」にじーんと来てしまったことも大きいです。いやすごい。ほんとすごい。

20.The worst pies in London
道を行き交いつつ、右手で激しく空中を掻くような動きをしてたのはRaminかなあ、ノミでもいたのかな。あっという間なので、目が追い付かずだれがだれかいまいちわかっていません。ペアになって連れ添いつつ移動する姿が見られました。
さて9日、EricさんのSweeneyです。
ShulerさんはMrs.Lovettと出会うまで、舞台上をうろうろしていますが、Ericさんは舞台後方から現れた後、元気良くセット裏の定位置につきます。そしてタイミングを見計らい、前方に歩みを進めて、予定通りMrs.Lovettと出会います。
あんたここに座んなさいよ!とまるで親戚の男の子に会ったかのようにいすに座るよう促されるEricさんTodd(しゅっとしています)。Shulerさんとは全然違うキャラクターのTodd!アンダーの役割をいまいち把握できていないのですが、別にShulerさんが演じているものをなぞるのではなく、Ericさんがそれぞれの役を演じる という認識でいいんですよね。やっぱりEricさんが若いので、Toddの過去の話を聞いても、えっ20年前にもう妻子が?と思ってしまいます。
かなりどうでもいいんですけど、あのパイの生地、大阪だとすこし固そうに見えました。東京ほど伸びがよくないような。NancyさんMrs.Lovettのパイ作りの手際の見事さに興奮してしまって、次の曲のテンションになれないことがしばしばありました。急にサッと熱が引くので、笑ってたらまずかったかな?!という気持ちになる一瞬です。

21.My friends
剃刀を手にするEricさんToddは、初めて銃を手に入れて喜ぶ男の子ように見えます。その後もずっと剃刀が銃に見えるし、声を荒げる姿は反抗期の息子のようでした。誰かの首を掻き切るかのように、空中で鋭く剃刀を引く姿はとにかく素早くて怖かった!Mrs.Lovettの、その動きに呼吸できないでいる様子はすごく印象的です。
EricさんTodd、演技している感が強くてちょっと苦手でした。見て 俺と剃刀 みたいな。息を吸うたびに体が前のめりになるのも気になります。セット前方に座り込む時の動きがスマートでした(ShulerさんToddの愛おしいどっこいしょ感よ)。「My right arm is complete again!」の後、パチンと剃刀をとじて、Mrs.Lovettに急かされ扉の奥へと歩いていきます。その机、邪魔なんだろうなあという動きもあり、歌の終わりが役の終わりのように感じてしまって、ちょっと物足りませんでした。
(全編通してですが、ことこのナンバーに関してShulerさんに異常に感動してしまっているので、あんまり言葉が選べなくてすみません。)
ShulerさんToddは、剃刀以外目に入っていないのではという正気でない状態のところを、Mrs.Lovettに導かれていきます。Complete againとなったright armもそのまま。無慈悲にパチンと剃刀をその場で畳んじゃったら、おいおいさっきの言葉はなんだったの そんなものなのかい と思うものなのね。

22.The ballad of sweeney todd
今更ですが、わたしのSweeney Toddの知識は映画版のものしかありません。映画は、首ばっさー 血ガボガボー いやいや指はみ出てるでー というのを笑いながら見てたんですけど、ShulerさんのToddを見た時はびっくりしてしまいました。すごく怖い!なんか思ってたやつと違う!今でもよく分かっていないのですが、PoBで見たすさまじい緊張感は忘れないと思います。グロめのコメディーとは多分違うんだろうな。
Twitterでお見かけした情報によると、セット転換時にJoshさんMolinaの足をペチンとRaminが叩いていたとか。うおー見たかった!いいなあいいなあ…。

23.Can't help lovin' that man
東京と比べて、大阪の方がエコーが強いのかな。なんだか、この曲が特に強く感じて、強くするにしても声が1秒遅れて聞こえるレベルでわんわんしていてびっくりしました。Bryonhaさんのノドの調子の具合がよろしくないせいかしら と思って、頑張って元の声を聞き取ろうとしましたが、特に不調さを感じさせるものでもなく。座席のせいか、これが噂に聞く会場による音響の差かしら。
KaleyさんとBryonhaさんお2人の組み合わせ、本当に素敵だったなあ。となりの人の手拍子開始のタイミングが完璧で感動しました。くっ詳しい!!

24.Wait 'til you see what's next
Emilyさんフェイクがまた聞けるかしら と期待していましたが、叶わず!
この感想をずっと書き続けていますが、さすがに時間が経ち過ぎ&Raminソロコン+F&Fを挟んだおかげで記憶が危うい&長すぎるので、中途半端ですけどまた一旦ここで終了します。
あとはカテコとSDのこととまとめかな。メモは残してるので、そのうち書けたらいいなあ。書いているうちにどんどん調べたいことが出てくるので、ぜんぜん書けないし、書いたら書いたでとっちらかってるし。後半につれてとても中途半端になってしまってすみません。読んで頂いて本当にありがとうございます。良いお年をお過ごしください!来年もよろしくお願いします(^-^)